清水ユウの同名漫画をジャニーズWEST・小瀧望の主演で連続ドラマ化。和風喫茶「鹿楓堂」を舞台に、そこで働く4人の着物男子が、悩みや寂しさを抱えてやって来る人々との交流を通して自らの課題と向き合い、成長していく姿を描く。亡き祖父の跡を継いで店長となった、お茶担当の主人公・スイ(東極京水)を小瀧が演じる。
店ではスイのほか3人がシェアハウスで共同生活。すべてに達観し、渋い趣味を持つ料理担当のときたか(永江ときたか)に葉山奨之、負けず嫌いで毒舌なスイーツ担当・椿(中尾椿)になにわ男子・大西流星、コーヒー担当で、奇怪なラテアートで周りを惑わす、ぐれ(グレゴーリオ・ヴァレンティノ)に佐伯大地が扮する。
【キャラクター&キャスト】
・スイ/東極京水(小瀧望)〈ジャニーズWEST〉
「鹿楓堂」の店主。リーダー的存在のお茶担当。物腰柔らかくめったに声を荒げない明るい性格。一方で天然な一面もあり、どこか放っておけない存在。店とメンバーを何よりも大切に思っている。実は大手ホテルチェーン・東極グループの御曹司だが、その若社長であり双子の兄・八京とは疎遠になっている。看板ネコのきなこを溺愛しており、モフる際はデレデレとして変態ぶりを発揮する。
・ときたか/永江ときたか(葉山奨之)
「鹿楓堂」の料理担当。スイとは昔からの友人。おっとりと静かな口調で、基本的には誰に対しても敬語で話す。陶芸教室を開いており、店の食器の多くはときたかの作品。裏庭では野菜も栽培している。趣味が渋く、“中身がおじいちゃん”と周りにいじられている。両親が事故死しており、幼少期に預けられた叔父と疎遠になっている。
・椿/中尾椿(大西流星)〈なにわ男子〉
「鹿楓堂」のスイーツ担当。照れ屋でツンデレだが負けず嫌いの、毒舌な最年少メンバー。職人としての腕はあるが、コミュニケーションが苦手で、接客はあまりせず厨房にこもっている。根っからのお菓子マニア。同じパティシエの角崎のことは、人としては苦手ながら職人としては尊敬している。
・ぐれ/グレゴーリオ・ヴァレンティノ(佐伯大地)
「鹿楓堂」のコーヒー担当。イタリア人と日本人のハーフで、最年長にしてムードメーカー。おぞましく奇怪なラテアートで周囲を惑わせるが、本人は自信満々。陽気で器の大きな性格のため、知り合いも多く、男性客からも人気。ヤンキーにも慕われている。地元の活動にも積極的に参加している。
・角崎英介(白洲迅)
「ホテルイーストサイドグランデ」の鬼才パティシエ。「鹿楓堂」に近づいてくる。いつもヘラヘラしているように見えるが、フランスで修業した実力者。スイの双子の兄・京極八京とは親密な関係の様子。椿のことも、よきライバルとして認めている!?
・東極八京(藤井流星)〈ジャニーズWEST〉
スイの双子の兄で、東極グループを代表するホテル「イーストサイドグランデ」の若き社長。マジメで仕事も完璧にこなすが、寡黙で無表情、本心を見せないため、周囲の人から恐れられている。唯一、友人でホテルの鬼才パティシエ・角崎英介には気を許しているようだが、グイグイ踏み込んでくるキャラには若干戸惑い気味。しかし、角崎が持ってくるケーキを試食したり、お土産のマグカップ(謎の絵柄)を使い続けるなど、律儀な一面も。長年疎遠状態が続いているスイと仲直りさせようと考えた角崎に連れて行かれた鹿楓堂で、ついに久々の再会を果たすのだが…?
【スタッフ】
・原作
清水ユウ「鹿楓堂よついろ日和」(新潮社「月刊コミックバンチ」)
・脚本
泉澤陽子
・主題歌
ジャニーズWEST「黎明(れいめい)」(Johnny’s Entertainment Record)