波よ聞いてくれ テレビ朝日系 毎週金曜 後11:15~深0:15

小芝風花がやさぐれたラジオパーソナリティーに! マシンガントークをぶちかます

沙村広明による同名漫画を小芝風花の主演で連続ドラマ化。
スープカレー店のアルバイト・鼓田ミナレ(小芝)が、彼氏に振られた上に金をだまし取られ、やけ酒を飲んでは見ず知らずの人に愚痴をさく裂させたことをきっかけに深夜ラジオで冠番組を持つことになり、やがてラジオパーソナリティーとして開花していくコメディー。酔っ払いのミナレの失恋話を聞いたことからその素質を見いだし、言葉巧みにラジオの世界へ誘うラジオ局の制作チーフディレクター・麻藤兼嗣に北村一輝が扮する。
ミナレは、ラジオを通しての元カレへの復讐劇や幽霊が現れる部屋への突撃リポートなど、これまでの既成概念を覆すぶっ飛び企画に挑んでいく。

【キャラクター&キャスト】
・鼓田ミナレ(小芝風花)
北海道・釧路出身。スープカレー店「ボイジャー」のアルバイト店員。彼氏に振られたうえにお金をだまし取られてバーでやけ酒を飲んでいたところ、偶然居合わせた円山ラジオ(MRS)のチーフディレクターに失恋トークを炸裂。それをきっかけにラジオパーソナリティーとしての素質を見出され、深夜の冠番組『波よ聞いてくれ』に抜擢される。滑舌の良さとマシンガントーク、頭の回転の速さと独特のユーモアのセンスを評価される。思い切りの良い性格が災いして、数々の事件に巻き込まれるし、さらには周りの人間もガンガン巻き込んでいく。

・中原忠也(片寄涼太)〈GENERATIONS from EXILE TRIBE〉
スープカレー店「ボイジャー」の従業員で、主にキッチンを担当。ミナレに好意を寄せており、度々その思いをミナレに伝えては華麗にスルーされるが、それでもめげずに思い続ける。ミナレがラジオ業界へ進むことを反対する。困っている人を放っておけない性格で、そんな性格が災いしてミナレが係わるトラブルにも度々巻き込まれる。いずれは独立してお店を構えたいと思っている情熱家でもある。

・南波瑞穂(原菜乃華)
円山ラジオ(MRS)の制作部アシスタントディレクター(AD)。もともとラジオが大好きでMRSの雇われ構成作家に憧れを抱き、入社してきた。ミナレの才能に衝撃を受け、いつかミナレをメインパーソナリティーに添え、その構成作家と組んで番組をすることが目標に。几帳面な性格で、3匹の亀をこよなく愛する。

・城華マキエ(中村ゆりか)
儚げな雰囲気をまとう謎の美女。『VOYAGER』に現れるがその理由や狙いは…? ミナレと中原の関係にも影響を与えていくことに。

・茅代まどか(平野綾)
円山ラジオ(MRS)の人気パーソナリティー。ミナレの失恋トークが流された、お昼の生放送番組『September Blue Moon』を担当。同番組の構成作家を務める久連木とは複雑な関係。麻藤が力を入れるミナレのことが気になり、折に触れてやたらとミナレに絡んでくる。

・宝田嘉樹(西村瑞樹)〈バイきんぐ〉
スープカレー店『VOYAGER』店長。北海道で食べたスープカレーに感銘を受け「パンとカレーの夢空間」というこだわりのコンセプトを掲げたスープカレー屋を舞波町にオープン。しかし、店のイメージをぶち壊そうとするミナレが天敵であり、オープニングスタッフ以来の腐れ縁ではあるが隙あらば解雇出来ないかと企んでいる。ただ、ミナレの接客スキルの高さは認めてはいる。仕事に誇り持ち、たしかな経営手腕で舞波町イチの評判のスープカレー屋になりつつある。

・久連木克三(小市慢太郎)
円山ラジオ(MRS)の雇われ構成作家で、『September Blue Moon』を専属で担当。業界歴は長く、麻藤とは古くからの付き合い。本職は官能小説家で、いずれは小説一本で食べていけるように賞に応募もしている。まどかとは複雑な関係にある。

・麻藤兼嗣(北村一輝)
円山ラジオ(MRS)の制作部チーフディレクター。ノンスポンサーの番組を制作できるなど、社内での発言権はかなり大きいが、良くも悪くも「自由度が高いラジオ」の権化のような思考の持ち主。バーでたまたまミナレの失恋話を聞いたことをきっかけに、ミナレの才能を見出し、ラジオ業界に誘う。シリアスな雰囲気を醸しながら、冗談を言ったり話を煙に巻いたりして、度々ミナレを苛立たせる一方、ラジオに対する愛着は強く、放送業界の未来について真摯に考えている。

【スタッフ】
・原作
沙村広明「波よ聞いてくれ」(講談社「月刊アフタヌーン」)
・脚本
古家和尚
・プロデューサー
高崎壮太(テレビ朝日)、神通 勉(MMJ)
・主題歌
マカロニえんぴつ「愛の波」(TOY’S FACTORY)