たけだのぞむの同名漫画を森川葵の主演で連続ドラマ化。
おもちゃ会社の総務部を舞台に、普段はきっちり仕事をしても評価されないのに、たった1回の失敗でコテンパンに怒られた市川詠子(森川)が、「褒められたい…」とつぶやいたことから怒濤の“褒められる日々”が始まるハートウオーミングなコメディー。市川の思いを知って、奇想天外にちょっとずれた褒め方をする先輩・坂東一を川崎鷹也が演じる。
市川は次第に坂東の奇妙な褒め方が心地よくなり、やがて2人のコミュニケーションが総務部や会社全体に奇跡を呼び起こしていく。
【キャラクター&キャスト】
・市川詠子(森川葵)
“褒められるひと”総務部社員。総務の仕事にも慣れ、さっそうと働く25歳。いつもはきっちり仕事をしても評価されないのに、たった1回の失敗でコテンパンに怒られてしまう。落ち込んだ彼女がつぶやいた「褒められたい」という一言を、先輩の坂東さんに聞かれてしまったことから、彼女の怒とうのように褒められる日々が始まる。
・坂東一(川崎鷹也)
“褒めるひと”市川さんの先輩社員。有能な総務部員で、普段は言葉数少なくプライベートは謎に包まれている。市川さんの「褒められたい」という心情を知って、突然彼女を褒め始める。だが、その褒め方は「忍者的な仕事ぶり!」「その熱気、さながらねぶた祭だね!」などかなりズレた独特なもので、市川さんを困惑させる。
・小佐川志穂(野呂佳代)
市川さんの先輩社員。どんな仕事でもテキパキとこなし、市川さんにとっては頼りになる優しい先輩。ただ曲がったことが大嫌いで怒ると厳しい一面もある。人気商品の「フルーメンフレンズ」人形をこよなく愛している。
・中村達(葉山奨之)
総務部に配属される新入社員。明るく社交的でノリが良い若者。時に調子に乗り過ぎて空回りをし、周囲を騒動に巻き込んでしまうことも。だが、先輩たちから褒められていくうちにグングンと成長し、未来の社長を目指す!?
・松本重隆(正名僕蔵)
総務部部長。入社30年、総務部一筋でオトワヤを縁の下から支えるプロフッショナル。平凡な会社員生活を理想とするが、総務に持ち込まれるやっかいな社内問題の解決に奮闘する。座右の銘は“縁の下”。
・大和響一(関口メンディー)
企画部クリエイティブディレクター。数々の人気商品を生み出すオトワヤ企画部のエース。おもちゃのことを考え始めると周囲のことが目に入らなくなる天才肌のヒットメーカー。同期入社の坂東さんの才能を高く買っている。
・上原芳美(菅野莉央)
社長秘書。社長のことだけでなく社内事情にも精通する、冷静沈着な秘書。何かと総務を助けてくれる。
・吉田翔太(佐野弘樹)
営業部員。自分でできない事務仕事をいつも小佐川さんに頼んでは怒られるが、まったくめげずに総務に通う。
・生島すず(三村朱里)
企画部員。入社2年目。歳が近い市川さんとは、部署が違っても、ときには悩みを相談し助け合う友人関係。
・大川えり子(清水ミチコ)
清掃スタッフ。日々清掃しながら多くの社員と顔を合わせるので、じつは社内一番の事情通。困ったときにはその情報が役に立つことも。市川さんをさりげなく励まし応援してくれている。
・中村スグル(伊武雅刀)
オトワヤの社長。おしゃれでダンディーで、お茶目な社長。フランス人の妻の影響で、普段の会話にもついフランス語が出てしまう。そろそろ本格的に後継者を作りたいと考え始めている。
・市川涼子(濱田マリ)
市川さんの母。東京で働く娘とは頻繁に連絡を取り合う、とても仲の良い親子。娘がどんな卵料理を食べているかを見れば、それだけで彼女の気持ちをズバリ言い当てることができる。
・市川剛(竹森千人)
市川さんの父。娘と息子が就職で家を出てしまい、今は妻とラブラブな生活をエンジョイしている。たあいのない話題で盛り上がる娘とのオンライン通話が楽しみの一つ。
・京田匠太郎(ドロンズ石本)
居酒屋「きょう田」の店主。総務部メンバー行きつけの居酒屋の店主で、世界各地を放浪した経験から各国の料理が作れるすご腕の料理人。
・カリスマ姉妹の桃子、桃恵(渡辺江里子、木村美穂)〈阿佐ヶ谷姉妹〉
カリスマ料理研究家。卵料理の動画配信で人気を博す料理研究家姉妹(本当の姉妹ではない)。市川さんの一日の疲れを癒やしてくれる存在である。
【スタッフ】
・原作
たけだのぞむ「褒めるひと 褒められるひと」
・脚本
ふじきみつ彦
・主題歌
高橋優 「spotlight」(unBORDE/ワーナーミュージック・ジャパン)