ちむどんどん NHK総合 毎週月曜~土曜 前8:00~8:15

黒島結菜主演! 4きょうだいの50年の歩みを見つめる沖縄の家族とふるさとの物語

沖縄が本土復帰50年を迎える2022年に描く、4きょうだいの50年の歩みを見つめる家族とふるさとの物語。脚本は連続テレビ小説「マッサン」(14年)を手掛けた羽原大介によるオリジナルで、ヒロインは沖縄出身の黒島結菜が務める。
主人公・比嘉暢子(黒島)は4きょうだいの次女。本土復帰前の沖縄本島北部で生まれ育ち、本土復帰とともに上京し、西洋料理のシェフを目指し修業をしながら青春を送る。遠く離れた家族の絆に励まされ、ふるさとの食に自分らしい生き方を見いだし、やがては東京で沖縄料理の店を開くため奮闘していく。
暢子の兄を竜星涼、姉を川口春奈、妹を上白石萌歌、両親を仲間由紀恵、大森南朋が演じる。

【キャラクター&キャスト】
・比嘉暢子(黒島結菜) <子供時代(稲垣来泉)>
本土復帰前の沖縄本島北部・やんばる地域に生まれ育つ。4人きょうだいの次女で、兄、姉、妹がいる。明るくのんきな性格。幼い頃からおいしいものを食べること、作ることが大好き。小学生の頃に父を亡くし、働く母を支えるために一家の料理担当に。高校卒業とともに故郷を離れ、沖縄出身者が多い神奈川県横浜市鶴見で暮らし、東京のレストランの厨房で働き始める。

・比嘉優子(仲間由紀恵)
暢子の母。夫と共にサトウキビ農家として働きながら4人の子どもたちを育てる。子どもの頃は定食屋の娘として育ち、料理も得意。おおらかで明るく、困った人を見ると放っておけない性格。

・比嘉賢三(大森南朋)
暢子の父。生まれ故郷の村でサトウキビ農家を営む。若い頃は、大工や飲食業などさまざまな仕事をしてきた。今も農閑期には家族を支えるために出稼ぎ仕事に行くことも。料理も得意で時折家族のために腕を振るう。唄三線をこよなく愛している。

・比嘉賢秀(竜星涼) <子供時代(浅川大治)>
比嘉家の長男。暢子の兄。自由奔放、腕力だけは人一倍。勉強は苦手で、素行も悪いが心優しい家族思い。常に「比嘉家の長男」を自負し、家族のためさまざまな挑戦をするが、かえって迷惑をかけることが多い。子どもの頃、比嘉家ではブタを飼っており、以来こよなくブタを愛する男となる。

・比嘉良子(川口春奈) <子供時代(土屋希乃)>
比嘉家の長女。暢子の姉。抜群に勉強ができて、性格も優等生。正反対の性格の兄・賢秀とたびたびけんかになる。料理は苦手。人一倍の努力の末、子どもの頃からの夢だった小学校の教員になり、母校で教壇に立つ。

・比嘉歌子(上白石萌歌) <子供時代(布施愛織)>
比嘉家の末娘。暢子の妹。幼い頃から病気がちで、強烈にシャイな性格。歌をこよなく愛して、父から唄三線の手ほどきを受けるが、恥ずかしいので家族以外の前ではなかなか歌えない。おとなしく、きょうだいで一番謙虚な性格で、家族みんなの癒やしにもなっている。

・二ツ橋光二(髙嶋政伸)
暢子の勤める西洋料理店の料理長。 厳格なオーナー・房子を敬い、しもべのように仕える一方で、優しい性格と確かな技術で厨房ちゅうぼうをけん引する。店のピンチ、房子の危機には誰よりも勇敢に立ち上がる男。

・平良三郎(片岡鶴太郎)
故郷を出て途方に暮れていた暢子を救う、鶴見の沖縄県人会会長。妻・多江ともども、沖縄から働きに来た親のもとで、鶴見で生まれた沖縄二世。いくつかの会社を持つ地域の顔でもあり、時に強面こわもてなボスの一面も見せる。その人間力と面倒見で沖縄出身者、二世たちに強い支持を受け、暢子のことも常に見守り導き、働き口のレストランも世話をする。 実はその店のオーナー・房子との間に秘めた過去が…。

・大城房子(原田美枝子)
暢子が勤める、東京の西洋料理店のオーナー。戦前からのたたき上げの料理人。料理、食文化などについての圧倒的な知識と人間力で、店に独裁的に君臨し、暢子の前に立ちはだかる。実は暢子の家族とは、深い因縁も秘めている

【スタッフ】
・作
羽原大介
・主題歌
三浦大知「燦燦」(SONIC GROOVE)