第1回【2021/11/20(土)放送】
コンビニのアルバイトで生計を立てる佳代(有村架純)は、あるきっかけで罪を犯した人の更生を助けるために「保護司」となった。保護観察官の高松(北村有起哉)の指導を受け、初めて受け持つ対象者は恐喝・傷害罪の前科を持つみどり(石橋静河)。佳代は自由奔放なみどりに振り回される。
第2回【2021/11/27(土)放送】
みどり(石橋静河)が暴力沙汰を起こしたと聞き、佳代(有村架純)は勤め先のデイサービスへ駆け付けた。そんな佳代の姿を見て心を許し始めたみどりは、自分が服役することになった事件の背景と母親・ユカリ(秋山菜津子)への思いを語る。みどりの告白を受け、更生に寄り添う決意を新たにする佳代。だが直後、みどりはDV被害に遭った友人のため職場放棄をしてしまう。
第3回【2021/12/4(土)放送】
佳代(有村架純)の2人目の対象者は、実兄を刺殺して懲役6年の実刑判決を受けた二朗(大東駿介)。佳代は身構えて面談に臨むが、二朗は礼儀正しく、とても殺人を犯したようには思えない。少しずつ信頼関係を築いていく中で、佳代は二朗から兄の墓参りに同行してほしいと頼まれる。
第4回【2021/12/11(土)放送】
二朗(大東駿介)の義姉・愛子(徳永えり)から、二朗が幼い少女に危害を加える可能性があると忠告された佳代(有村架純)は、「保護司は事件に立ち入るべきではない」と諭す保護観察官・高松(北村有起哉)を説得し、愛子の元へ。そして二朗が親しくしていた少女・あおいの存在を知る。さらに、二朗から兄を殺害した本当の理由を聞いた佳代はある提案をするが…。
第5回【2021/12/18(土)放送】
3人目の対象者、多実子(古川琴音)を担当することになった佳代(有村架純)。多実子は覚せい剤取締法違反で逮捕されたが、執行猶予の判決を受けていた。法廷でも裁判官に「自分を刑務所に入れてほしい」と強く訴え掛けた多実子は、恋人の裏切りによって性風俗で働かされて薬漬けとなり、自信と希望をすっかり失っていた。佳代は、多実子の薬物との闘いに、最後まで付き合うと約束するが…。
最終回【2021/12/25(土)放送】
多実子(古川琴音)の元恋人で、覚せい剤の売人でもある翔(富田健太郎)が多実子に接触を図ったことを知った佳代(有村架純)。多実子は辛うじて薬物の誘惑に打ち勝つことができたが、いつ再び翔が接触してくるとも知れない。多実子を全力で守る、と決意する佳代。しかしそんな佳代を待ち受けていたのは、保護司にとって、最大の試練ともいえる局面だった。