「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」川端康成の没後50年。世界に誇る名作文学『雪国』が、装いも新たによみがえる。昭和初期の豪雪地帯を舞台に描かれる文筆家と芸者の恋。原作の行間に隠された真実を、叙情的な映像でときほぐしていく。