第1回【6/28(金)】
2022年、4月。未来の総理候補と目される若手議員・清家一郎(櫻井翔)は厚生労働大臣として初入閣を果たす。同じ頃、東都新聞文芸部の記者・道上香苗(水川あさみ)は、清家が刊行した自叙伝の紹介記事の取材で自叙伝には登場しない鈴木俊哉(玉山鉄二)というブレーンの存在を知る。高校時代、鈴木は清家を指導して生徒会長に押し上げ、政治家となった今もなお秘書として清家を側で支えているのだという。違和感を覚えた道上は、その理由を探るべく、当時の関係者を取材しようと意気込む。そんな中、社会部の敏腕記者である父・兼髙(渡辺いっけい)から電話がかかる。「調べていることがある」と言い、道上に相談を持ちかけたその瞬間、 兼髙は突然の交通事故で絶命してしまう。