第1回【2022/7/20(水)放送】
新聞記者の真希(美村里江)は6歳の娘・知恵(加藤柚凪)を有名私立小学校に入れたいと考えて、合格率100%を誇る家庭教師・トラコ(橋本愛)の面接会場へ行き、里美(鈴木保奈美)、智代(板谷由夏)と顔を合わせる。銀行重役・利明(矢島健一)の後妻で元ホステスの里美は連れ子の守(細田佳央太)を東大に入れるつもり。一方、定食店を営むシングルマザーの智代は出前に来たのだが…。
第2回【2022/7/27(水)放送】
トラコ(橋本愛)は、シングルマザーの智代(板谷由夏)の息子で小学校6年生の高志(阿久津慶人)が、同級生から金を脅し取られていることを知る。母親には黙っていてほしいと頼む高志に、トラコは5千円の最良の使い道を考えるよう宿題を出す。1週間後、家庭教師はいらないとトラコを拒絶した高志は、智代と言い争った末に、父親の満男(丸山智己)の元へ行ってしまう。
第3回【2022/8/3(水)放送】
トラコ(橋本愛)は、守(細田佳央太)の本当の夢と、それを母親の里美(鈴木保奈美)に言い出せずにいることを知る。一方、守を東大に入れたい里美は、トラコへの授業料を2倍の20万円にした。守が本当は行きたい進学先の入学金と同額だ。トラコから20万円を渡された守は、事後報告はまずいと考え、里美に自分の夢を明かす。そして、予想通りその道は厳しいと諭されるが…。
第4回【2022/8/10(水)放送】
真希(美村里江)が図らずも仕事に関する問題を抱えることに。トラコ(橋本愛)は、夫の朔太郎(細田善彦)に相談してはと提案するが、真希は自身で解決できると言い切る。そんな真希にトラコは、1万円を拾うのとあげるのとどちらが幸せだと思うか、じっくり考えるよう促す。その後も真希の予想に反し状況は好転せず、ひょんなことから朔太郎に秘密がばれてしまう。
第5回【2022/8/17(水)放送】
思いがけない事態に追い込まれた智代(板谷由夏)がそのことをトラコ(橋本愛)に明かし、高志(阿久津慶人)には黙っていてほしいと頼む。だが、高志は智代が隠し事をしていると察する。トラコに促され、やむなく元夫の満男(丸山智己)に相談した智代は、満男と母・潤子(柳谷ユカ)の態度に憤慨。すぐに場を去るが、満男を介し、高志に智代の隠し事が伝わってしまう。
第6回【2022/8/24(水)放送】
里美(鈴木保奈美)が男の子にバッグを盗まれそうになる。トラコ(橋本愛)から、男の子が暮らす児童養護施設が資金難で閉鎖寸前だと知らされた里美は、夫の利明(矢島健一)に3千万円の資金援助を相談。折しも銀行頭取に就任したばかりの利明は、検討すると答える。利明が援助に動くと信じる里美に、トラコは「人は愛で動くのか金で動くのか賭けよう」と持ち掛けて…。
第7回【2022/8/31(水)放送】
トラコ(橋本愛)が初めて無断で休み、連絡が取れなくなったことに、3人の母親は困惑していた。当のトラコは福多(中村蒼)に保護者への対応を指示。気が進まない福多は、5年前のトラコとの再会を思い出す。当時、家庭教師をしながらネットカフェですさんだ暮らしをしていたトラコは、「年収600万円の人と300万円の人、どっちが幸せでしょう?」と福多に問う。
第8回【2022/9/7(水)放送】
トラコ(橋本愛)は3人の母親達にそれぞれ条件を出す。真希(美村里江)には夫の小遣いを倍にすること、智代(板谷由夏)には角煮定食を値上げすること、里美(鈴木保奈美)には離婚すること。皆がクリアしたことを確認したトラコは、さらなる条件を伝えるよう福多(中村蒼)に指示する。それは「3人合わせて10億円の授業料」だった。トラコは3人にしかできない方法があると言い…。
第9回【2022/9/14(水)放送】
歩道橋から突き落とされたトラコ(橋本愛)。それを知らない3人の母親達は、トラコを許せないと言いつつも彼女を気に掛ける。病院を抜け出したトラコは、やがて家庭教師を再開。そんな中、福多(中村蒼)から母親の香苗が見つかったと連絡が入った。心臓を患い入院中の香苗を訪ねたものの、病室の前で引き返したトラコは、松葉づえをついた白髪の男性とぶつかる。
最終回【2022/9/21(水)放送】
トラコ(橋本愛)は、3人の子どもたちが突然「受験をやめたい」と言いだしたことに大慌て。落ちたら両親ががっかりすると想像して怖くなったと言う知恵(加藤柚凪)に対しても、うまく説得できずにいた。そんなトラコに、真希(美村里江)と朔太郎(細田善彦)は今すぐ福多(中村蒼)に連絡するよう助言し、トラコは気まずい思いを抱えながらも福多に電話をかける。