会社人間としてバリバリ働いてきた庄司常雄(郷ひろみ)は、天下り先の関連子会社があっけなく倒産。ならば長年苦労をかけた妻・十志子(伊藤蘭)と老後の旅行を楽しもうとするも、十志子は事あるごとに自分と距離を置こうとする。娘の里美(成海璃子)には「お母さんは夫源病なんだよ」と言われるが、全く心当たりはない。
そんなある日息子の和弘(矢本悠馬)から、嫁の麻衣(佐津川愛美)が復職するにあたり、3歳と1歳の孫2人の面倒を保育園が終わる時間から夜仕事から戻るまで見て欲しい、と頼まれる。「俺には母性はない!」と必死で断ろうとする常雄だが、十志子にも頼まれ結局引き受ける羽目に。オムツを替えたことすらない常雄だが、果たして立派な「保育ジイジ」になれるのか?