第8回【12/1(金)】
いつものように”Bar灯台”で飲んでいたミステリー作家”M”(阿部寛)は、急遽家を留守にすることになった編集者・澤田(渡辺大知)から猫のナベシマを預かった。翌朝、Mの部屋にいるはずのナベシマが見当たらない。焦ったMはフクオ(宮藤官九郎)に助けを求めるが、フクオはあっさりとナベシマを見つけてしまう。Mはお礼にと、”喫茶マーメイド”にフクオを連れてくる。
そこでフクオは、ある重大な「嘘」をついていた事を打ち明ける。フクオと別れたMは、浅草の演芸場でマジックショーを見ていた。ほとんど客のいない劇場で、Mは参加型マジックのゲストに指名される。マジシャンに言われるがまま大きな箱の中に入り、剣を刺されていくM。そんな中、Fが何の前触れもなく静かに客席に入ってくるのだった。