第1回【2021/10/3(日)放送】
クリスマスの朝、高校生の涼子(上白石萌歌)は、雪の積もった校庭で級友・柏木(野村裕基)の遺体を発見した。警察や学校が自殺だと断定する中、涼子の元に‘同級生・俊次(坂東龍汰)らによる殺人’を告発する匿名の手紙が届く。校長の津崎(小林薫)は事態の収束を図ろうとするが…。
第2回【2021/10/10(日)放送】
涼子(上白石萌歌)はテレビ局の報道記者・茂木(橋本じゅん)の話から、松子(富田望生)が告発状の差出人ではないかと推察。松子の交通事故の後に見た彼女の親友・樹理(山本舞香)の振る舞いを不審に思い、厳しく追及する。一方、犯人捜しは過熱し、インターネット上で俊次(坂東龍汰)が特定された。そんな中、涼子は柏木(野村裕基)の友人の他校生・神原(宮沢氷魚)と会う。
第3回【2021/10/17(日)放送】
柏木(野村裕基)は自殺か他殺か校内裁判を開こうと訴える涼子(上白石萌歌)に級友は冷ややかで、校長の津崎(小林薫)は実施に制約を課す。涼子が幼なじみの健一(浮所飛貴)と裁判に向けて動き出す中、柏木の親友・神原(宮沢氷魚)が他校生ながら協力を申し出る。一方、涼子の父親で刑事の剛(高嶋政宏)は、俊次(坂東龍汰)の父親で会社経営者の勝(田中哲司)を内偵中だった。
第4回【2021/10/24(日)放送】
俊次(坂東龍汰)の家が放火被害に遭う中、校内裁判に向け、涼子(上白石萌歌)が検事役、神原(宮沢氷魚)が弁護人役を務めることになった。神原は殺人を疑われる被告人の俊次を訪ね、裁判に出るよう促す。一方、校長の津崎(小林薫)は第三者委員会を設置し、転落死は自殺と結論づけようとする。
第5回【2021/10/12(日)放送】
俊次(坂東龍汰)が、柏木(野村裕基)を殺害したと自白。しかし、転落死の当日、柏木の自宅に公衆電話から5件の着信があり、それが柏木自身によるものだと考える神原(宮沢氷魚)は自殺だと決め付ける。一方、恵子(モトーラ世理奈)から意外な事実を知らされた涼子(上白石萌歌)は、樹理(山本舞香)を訪ねるが、母親の未来(西田尚美)から裁判への参加を拒絶されてしまう。
第6回【2021/11/7(日)放送】
検事に涼子(上白石萌歌)、弁護人に神原(宮沢氷魚)と健一(浮所飛貴)、被告人に俊次(坂東龍汰)、生徒や保護者、教師達を傍聴人に始まった校内裁判。ところが、俊次の父親・勝(田中哲司)の突然の逮捕で裁判は中断する。不安が渦巻く中、再開した裁判の証言台には樹理(山本舞香)が立つが…。
第7回【2021/11/14(日)放送】
次々と証人が証言台に立ち、俊次(坂東龍汰)による殺人の可能性が高くなるにつれ、涼子(上白石萌歌)は自分が主導する裁判の怖さを痛感し始めていた。そんな中、校長の津崎(小林薫)は保身のために理事長・勝(田中哲司)の指示に従っていた行動を悔いて、裁判に出廷する決断をする。
最終回【2021/11/21(日)放送】
転落死当日、5カ所の公衆電話から柏木(野村裕基)の自宅に電話をしていたのは神原(宮沢氷魚)だった。神原が柏木を殺した可能性が出てきたことに動揺する涼子(上白石萌歌)。そして、迎えた校内裁判の最終日。周囲が成り行きを見守る中、涼子は弁護人の神原を最後の証人として指名する。