第1回「嘘がつけなくなった不動産屋」【2022/4/5(火)放送】
登坂不動産の営業マン・永瀬財地(山下智久)は、口八丁で成績No.1を維持し続ける、やり手の営業マン。そんな永瀬が、ある日突然、土地のたたりによってウソがつけなくなってしまう。本音ばかり言う永瀬は当然客を怒らせ、契約寸前の案件も台なしに…。一方、お客様第一を志とする新人・月下咲良(福原遥)は、初めての賃貸仲介を任せられる。営業テクニックがものを言う不動産業界で、正直すぎる永瀬と月下の奮闘が、今始まる!
第2回「1位にこだわる理由」【2022/4/12(火)放送】
祟(たた)りで嘘がつけなくなった営業マン・永瀬財地(山下智久)は早くも売上1位の座を後輩の桐山(市原隼人)に奪われてしまう。同じ社内で顧客の奪い合いをする永瀬と桐山を尻目に、新人の月下(福原遥)は顧客第一主義で営業するが成約が取れない。そんな時、桐山が永瀬にある顧客の担当を代わってほしいと持ちかける。営業成績を上げたい永瀬は、二つ返事で引き受けたが、その物件には家賃に関するトラブルが隠されていた…。
第3回「信じられるパートナーとは」【2022/4/19(火)放送】
かつて永瀬(山下智久)に勧められた高額のマンションを共有名義による「ペアローン」で購入した夫婦が登坂不動産に来店。離婚することになったという2人は、残りのローンを巡ってもめていた。一方、月下(福原遥)は、初めて店舗の賃貸物件を任されることになる。張り切る月下だが、担当物件の持ち主はくせ者と恐れられる大顧客、通称‘マダム’(大地真央)だった。
第4回「いい部屋の定義」【2022/4/26(火)放送】
登坂不動産はライバル社「ミネルヴァ不動産」と競う形でマンションの空き部屋を売ることになった。ぼろアパート生活から抜け出したい永瀬(山下智久)は、給料アップのチャンスと奮い立つ。そんな永瀬にミネルヴァ不動産の社員・花澤(倉科カナ)が宣戦布告する。一方、月下(福原遥)は‘事故物件’に住みたがる客・節子(風吹ジュン)の担当を任され、懸命に物件を探す。
第5回「優しい嘘」【2022/5/3(火)放送】
成約済みの物件の破談が続いたことから、永瀬(山下智久)は社内に「ミネルヴァ不動産」のスパイがいるのではないかと疑う。そして花澤(倉科カナ)を問いただすも、当然、否定される。一方、月下(福原遥)は、両親の離婚後、離れて暮らしていた父・昌也と8年ぶりに再会。転勤が決まったという昌也のために物件を探すが、ミネルヴァ不動産も仲介に動いていた。
第6回「仕事をする理由」【2022/5/10(火)放送】
桐山(市原隼人)がスパイである可能性が浮上するも、永瀬(山下智久)は信じられない。そんな中、永瀬は桐山と2人で、「竹鶴工務店が所有する土地に複数の家を建てるので、それを売る」という大型案件を担当。だが、竹鶴工務店が下請けに低予算で建築を丸投げしようとしていることが分かる。金額に見合った材料で家を建てた場合、欠陥住宅となるのは明らかだった。
第7回「過去の自分と今の自分」【2022/5/17(火)放送】
土地のたたりでうそがつけなくなったものの、正直なセールストークによる営業が徐々に実を結んできた永瀬(山下智久)。ところが、かつて口八丁で売った物件に関するクレームが次々と舞い込んできたことから、永瀬はその処理に追われる羽目になってしまう。実はそれは鵤(高橋克典)が社長を務めるミネルヴァ不動産が、登坂不動産を潰すために仕掛けたものだった。
第8回「信じる事」【2022/5/24(火)放送】
300坪・5億円の土地売買を扱うことになった永瀬財地(山下智久)と月下咲良(福原遥)。売り上げが落ち込んでいる登坂不動産としては是が非でも成約したい。そこに、またもやミネルヴァ不動産が競合として立ちふさがる。交渉の結果、なんとか契約を勝ち取る永瀬だが、ある違和感を感じる。取引相手の交渉術が、かつてうそをついていた自分と重なったからだ。そこで、永瀬は、元同僚、桐山貴久(市原隼人)を呼び出すのだが…。
第9回「決戦! 眺めのいい部屋」【2022/5/31(火)放送】
登坂不動産の業績は、ミネルヴァ不動産の工作により、悪化の一途をたどっていた。その裏には、ミネルヴァ不動産社長・鵤聖人(高橋克典)と、登坂不動産社長・登坂寿郎(草刈正雄)との、数十年における因縁があり、永瀬財地(山下智久)も、いやおうなしに騒動の渦へと巻き込まれていく…。そんな中、月下咲良(福原遥)も、ミネルヴァ不動産の社員・花澤涼子(倉科カナ)と、富士山が見える物件をめぐって対じすることに…。
最終回「正直不動産、誕生」【2022/6/7(火)放送】
登坂不動産の管理物件を奪い取る秘策で、本気で潰しにかかるミネルヴァ不動産。両社の戦いは最終局面を迎える。そんな矢先、2億円超の相続物件が出てくる。ミネルヴァは、いち早く情報をつかみ、自社に有利なサブリース契約を結ぶが、永瀬(山下智久)は、その物件のある問題に気づく。顧客と会社のピンチに永瀬は、昔のようにうそがつけるようにと神頼みすると、突然風が吹き、息を吐くごとくうそがつけるように復活するのだが…。