第1回「死神vs天使。」【2022/9/17(土)配信スタート】
入院患者に筋弛緩剤を点滴投与して殺害した容疑で捕まった看護師・船津(池谷のぶえ)に、無罪判決が下った。無罪が確定した事件を再捜査するクセモノ刑事・儀藤(田中圭)は、被害者の司法解剖を担当した監察医・灰田(吉田鋼太郎)を相棒に任命し、共にこの事件を洗い直す。被害者・三谷仁之助(品川徹)は資産家で、家族には多額の遺産が残されていた。そこで二人は、遺族の元へ向かった。
すると、三谷家は家庭崩壊を起こしている事が判明する。息子・徹(宮川一朗太)はアルコール中毒な上に、妻の舞樹(片岡礼子)とは別居中、孫の仁(荒木飛羽)はひきこもりだった。家族全員が怪しく見える中、新たにアシスタント=パシリに就任した小刀祢(山本舞香)が現れる。小刀祢は、自らを、不幸を呼ぶ女と自己紹介する、超ネガティブ志向の女子だった…。
第2回「死神vs魔女。」【2022/9/24(土)配信スタート】
小石川警察署地域課に所属している藤代唯(奈緒)は、少しおっちょこちょいな、地域住民に愛される警察官。なぜか終始落ち着かないながらもやる気に満ち溢れた藤代と儀藤(田中圭)が再捜査する事件は、路上でのひったくり事件。被害者・兼田愛(橋本マナミ)に聞き込みをすると、当初の証言と食い違う事を言い始める。さらに、兼田が過去に警察官をやっていた事が判明して、事件の見え方が一変し始める。一方、小刀祢は仕事のなさに不貞腐れ、ネガティブ志向は進行中。連日ある悪夢を見るようで、夜に苦しむ日々が続いてた―。
第3回「死神vsヤヌス。」【2022/10/1(土)配信スタート】
香川コジロー(小関裕太)は、イケメン実力派声優。1日警察署長の日、ファンの下鳥文香(村岡希美)から「放火しちゃった」と告白される。香川は放火犯逮捕に貢献したとして、一躍時の人となるが、裁判の過程で、全ては下鳥の嘘だった事が判明する。
では、実際に誰が放火したのか、儀藤(田中圭)は香川を相棒にして再捜査を始める。すると、下鳥のアリバイを証明したのは大邊という刑事である事、それは別の殺人事件の捜査中であったことが判明して…。一方、小刀祢は、高校の時の記憶喪失に悪夢の原因があるのではと調べ始めるとおぞましい事件が浮かび上がって―。
第4回「死神vs亡霊。」【2022/10/8(土)配信スタート】
厳しい防犯対策がなされた豪邸で、女主人がブロンズ像で殴打され、殺害された。捜査三課所属の宇佐美一恵(松本若菜)は、容疑者として捕まった窃盗常習犯・座間伸介(今野浩喜)の犯行ではないと確信し、独自に捜査を行い、無罪に導く証拠を発見するが、その代償に、警視庁内の居場所を失う。
しかし「辞職するのは再捜査が終わってから」と相棒を続けるよう示唆する儀藤(田中圭)と行動を共にする事に。事件関係者への聞き込みの中で、宇佐美を慕う窃盗常習犯・座間(今野浩喜)は、伝説の泥棒・ゴーストの話を始め…。
第5回「死神vs閻魔様。」【2022/10/15(土)配信スタート】
儀藤(田中圭)は元最高裁判事・磯貝達樹(浜田晃)に呼ばれ、死刑囚・大殿浩介(栗原卓也)の無罪を証明する為の捜査を依頼される。大殿はストーカー行為を繰り返した挙句、一家3人を惨殺した疑いをかけられていた。
しかし捜査可能な日数は1日しか無かった。儀藤が捜査の相棒に選んだのは、当時、捜査の指揮を執り、現在は警視庁副総監の亀島秀康(大友康平)。彼は『死神の生みの親』でもあった。儀藤はタイムリミットが迫る中、1つの重要な証言を得るが…。
最終回「死神vs死神。」【2022/10/22(土)配信スタート】
7年前に連続通り魔事件が発生した際、最後の被害者・弓倉(池田直人)の殺害現場付近で保護された小刀祢。彼女は直近9カ月の記憶を喪失していたが、最近になって断片的な記憶がよみがえり、弓倉を殺したのは自分では…と怯えていた。そんな中、すでに逮捕された犯人には、アリバイがあったことが発覚する!
儀藤は再捜査のため、小刀祢を相棒に任命。儀藤の“何気ない一言”がトリガーとなり、小刀祢は弓倉にストーキングされて心を病み、心療内科に通っていたこと、さらに担当医師・中村の助言で事件当日に弓倉と会ったことを思い出す。だが、すべての鍵を握るであろう中村は消息を断っていて…。やがて、誰もが予想し得なかった“真犯人”の正体と、身の毛もよだつ事件の真相に近づいていく儀藤。だが、その先には絶体絶命の危機が待ち受けていた!