第1回【2023/5/6(土)放送】
師団坂法律事務所から鷹野和也(亀梨和也)が姿を消して3ヶ月が過ぎた頃、ルーム1の弁護士・桐生実雪(大政絢)の元に再審請求の依頼が舞い込む。依頼者は桐生が判事時代に殺人罪で無期懲役の判決を下した受刑者・出口聖大(駿河太郎)。出口が収監されている神戸で桐生を待ち受けたのは、独自に事件の調査を行なっていた鷹野だった。程なく新証拠が見つかり再審への道が開けたのだが、判然としない鷹野は更なる真相を追求し…。
第2回【2023/5/13(土)放送】
人気俳優の泉駿介(矢野聖人)が覚醒剤所持で逮捕された。担当弁護士の佐伯芽依(奈緒)が話を聞くと「警察にはめられた」と容疑を否認。実際は薬物常習者の泉。芽依はそんな彼を弁護することに悩み、泉を逮捕した山本警部補(田中要次)の元に、捜査に行き過ぎがあったことを認めるよう直談判に行く。しかしその後、山本が自殺。自らの行動を悔い、弁護士を辞めたいと思う芽依だが、鷹野和也(亀梨和也)や梅津清十郎(佐戸井けん太)の調査で新たな事実が浮かびあがる。
第3回【2023/5/20(土)放送】
杉村徹平(北山宏光)が弁護する、ホーム転落事件の被告人・萩野正治(やついいちろう)は口ベタな上感情の起伏が激しい。 鷹野和也(亀梨和也)の指示通り「完全黙秘」の戦術で裁判に挑み、杉村は無罪を勝ち取る。しかし、被害者の母・河本三津子(富田靖子)が訴えかけた「何も言わないのは卑怯だ。本当のことが知りたい!」という言葉が忘れられず、調査を続ける。そこで見えてきたのは過去の強盗致傷事件との繋がりだった。
第4回【2023/5/27(土)放送】
歩道橋から池上倫子(ふせえり)を突き落とした容疑で勾留されている日野勝次(泉谷しげる)。担当弁護士の梅津清十郎(佐戸井けん太)は因縁を感じていた。日野は、梅津が20年前、刑事だった頃に捜査していた「クリーニング店店主殺害事件」の第一発見者。亡くなった池上は、その事件で逮捕された衛藤杏莉(酒井若菜)の証人だったのだ。衛藤は無実だったが真犯人は未だ見つからず。しかし日野が突然、20年前の事件の自供を始める。
最終回【2023/6/3(土)放送】
出所して間もない男・川島鉄二が殺害された事件を担当することになった佐伯芽依(奈緒)。被告人・兵藤圭太(落合モトキ)は容疑を否認し、殺害現場で見たという、川島への殺意を顕にした手紙の存在を強調する。28年前、川島は殺人事件を起こしていた。川島が殺害した女性・稲森有依子の兄、稲森有也(升毅)の恨みによる犯行が疑われるが、そこで明らかになったのは、芽依の過去にまつわる重大な事実だった。