第21回「オフ会」【12/9(土)後0:00~】
申玉菲に突然起きた出来事に動揺する汪淼。気持ちの整理がつかない中、「三体」プレイヤーオフ会への招待メールが届く。立ち止まっている時ではないと史強に背中を押されて汪淼は会場に向かうが、そこにいたのは高難度のゲームをクリアした社会的エリートたちと、オフ会主催者の潘寒だった。プレイヤーとの質疑応答で「三体」の目的について問われた潘寒は、ある質問を参加者に投げかける。それをきっかけにプレイヤーたちは議論を始めるが…。
第22回「総帥」【12/9(土)後0:50~】
作戦センターは地球三体協会欧州支部の名簿を得て、大勢の会員を逮捕。「三体」サーバーが人工衛星上にあることを突き止め、電波を遮断するが、潘寒はすでにサーバーの閉鎖を済ませていた。閉鎖直前、折よくログインしていた汪淼は、三体星間艦隊が宇宙へと旅立つ様を目撃。目的地は4光年先の星系だと聞き、三体人が地球を目指しているとの確信を深める。史強、常偉思と語る中で、地球三体協会内における派閥力学と、“総帥”の存在に気づく。
第23回「粛清」【12/9(土)後1:40~】
慕星の事件と海市行きの列車内で起きた殺人事件の状況やその容疑者から、捜査線上にひとりの人物が浮かび上がる。汪ミャオは頭では分かっているものの納得できず困惑するのだった。そんな中、ついに迎えた地球三体協会の集会の日。史強は最悪の事態となることも想定し、常偉思の協力の下、万全の態勢を整えて汪ミャオを送り出す。汪ミャオが会場に入ると、すでに大勢の会員たちが集まり、激しく潘寒に詰め寄っていた。
第24回「運命の瞬間」【12/9(土)後2:30~】
集会にて、葉文潔の追憶は静かに続いていた。1971年、太陽雑音の研究中の葉文潔は、太陽放射に時折起こる奇妙な変化に気付くも、原因を見つけられずにいた。そんなある日、外国の学術誌に掲載された論文に彼女は注意を引かれる。木星が二度にわたり自ら強力な電磁波を放ったというのだ。その日付は、くしくも紅岸監視システムが強烈な太陽の干渉を受けた日だった。
第25回「異星からのメッセージ」【12/9(土)後3:20~】
葉文潔は当直中、紅岸システムが受信した電波波形の異常に気付いた。本来、肉眼では判別しづらいが、ノイズの波形を熟知していた彼女は、それが知性によって変調されたものだと見抜く。電波の識別度はAAAAA。紅岸の送信したメッセージと同一言語が使用されていることを意味していた。地球外知的生命体が発信者だと確信した葉文潔は、ひそかに受信データの解読を行なう。そこには地球外文明からの驚くべきメッセージが……。