第1回「愛した人から届いた友達申請」【2023/1/19(木)放送】
40代独身のデザイナー・拓郎(眞島秀和)は「仕事も人生もこのままでいいのか」と漠然とした不安を抱えている。そんなある日、拓郎のSNSに友達申請が。差出人は20年前に思いを寄せた大学の同級生・安奈で、戸惑う拓郎はなかなか‘許可’することができない。高校の同級生・絵里(矢田亜希子)も心配する中、‘許可’した拓郎の元に、土曜日に会えないかとのメッセージが届く。
第2回「果たせなかった20年前の約束」【2023/1/26(木)放送】
安奈が亡くなったことを娘のくるみ(中田青渚)から告げられた拓郎(眞島秀和)は、「母が好きだった人に会ってみたかった」というくるみの言葉が頭から離れない。一方、くるみと会ったことを拓郎から聞いた絵里(矢田亜希子)は、母親を亡くしたくるみを心配しつつも、複雑な思いも抱いてしまう。
第3回「揺らぐ自信と忘れていた情熱」【2023/2/2(木)放送】
母の前から姿を消した理由を、拓郎(眞島秀和)から明かされたくるみ(中田青渚)。そんなある日、同級生からイラストを描いてほしいと頼まれたくるみが‘人生のバイブル’であるワカタマコの漫画を手に取ると、「装丁・筒見拓郎」の文字があった。一方、拓郎は長年、表紙デザインを手掛けてきたワカタマコの新連載を知り合いの若手が担当すると知り、戸惑いを隠せない。
第4回「部下の告白と25年の片想い」【2023/2/9(木)放送】
突然現れた大嫌いな父・平尾(橋本じゅん)から「一緒に暮らそう」と言われたくるみ(中田青渚)は、思わず拓郎(眞島秀和)に電話。拓郎のおかげでくるみは笑顔を取り戻し、両親が離婚していることを打ち明ける。一方、絵里(矢田亜希子)は部下の堀江(古舘佑太郎)から告白を受けて動揺する。
第5回「やっと言えた“好きだった”」【2023/2/16(木)放送】
くるみ(中田青渚)の同級生・悠(木全翔也)と映画館で遭遇した絵里(矢田亜希子)は、拓郎(眞島秀和)とは付き合わないのかと聞かれ、たじろいでしまう。20年以上、拓郎に片思いをしてきた絵里は、告白しようと試みたこともあったが、結局言えずにいたのだ。そんな絵里に、海外赴任の打診が。折しも、拓郎から「頼みたいことがある」とメッセージが届き、絵里はついに動く。
第6回「大切なものはすぐ側にあった」【2023/2/23(木)放送】
ついに25年分の思いを拓郎(眞島秀和)に伝えた絵里(矢田亜希子)。しかし、無言の拓郎の反応に耐えられず、その場を立ち去る。慌てて追いかけた拓郎は、涙を浮かべる絵里を抱き締める。一方、くるみ(中田青渚)は、けがをしたときに助けてもらったお礼に、拓郎の絵を描くことに。絵が完成し、拓郎に連絡したくるみは、週末に開催されるというバーでのライブに誘われて…。
第7回「お互い大切なこと話せてる?」【2023/3/2(木)放送】
長年の思いが実って拓郎(眞島秀和)と付き合うことになった絵里(矢田亜希子)は、拓郎の家で暮らすことに。一方、くるみ(中田青渚)は父親の研二(橋本じゅん)から呼び出される。絵を描くことが好きなくるみに、研二はニューヨークに来ることを提案。学費についても心配はいらないという。そんな中、拓郎は自分との生活を優先するために絵里が海外赴任を断ったことを知り…。
第8回「自分の人生を後悔したくない」【2023/3/9(木)放送】
自身が過去に装丁を手掛けていた漫画家・ワカタマコの展示フェアを訪れた拓郎(眞島秀和)は、ライバルである若手クリエーターの仕事ぶりを目の当たりに。さらに、会場でくるみ(中田青渚)と久々に再会し、美大に挑戦すると知って刺激を受ける。そんな中、拓郎はデザイン事務所社長の二郎(杉本哲太)から経営を手伝ってほしいと依頼され、独立も視野に入れて考え始める。
第9回「友達でなく恋人でいたかった」【2023/3/16(木)放送】
拓郎(眞島秀和)と暮らしていた家を出て早2週間。絵里(矢田亜希子)は、自分よりも先にくるみ(中田青渚)が拓郎の独立話を聞いていたことが引っかかり、その独立を素直に応援できずにいた。そんな絵里に、拓郎から電話が入る。一方、喫茶「アルマンド」のオリジナルキャラクターのイラストを描いたくるみは、スケッチブックを手に拓郎の家へ。すると、出てきたのは絵里で…。
最終回「俺の中のしょうもないモン」【2023/3/23(木)放送】
絵里(矢田亜希子)と別れて3年。フリーのデザイナーとして忙しい日々を送る拓郎(眞島秀和)は、転倒し大けがをしてしまう。一方、20歳になったくるみ(中田青渚)は、出版社「由岳館」でアルバイトを始め、いつか憧れの漫画家・ワカタマコに会いたいという目標を胸に楽しく過ごしていた。ある日、くるみは由岳館で打ち合わせをする拓郎と遭遇。拓郎が絵里と別れたと知り…。