第1回【2021/10/15(金)放送】
東京都内でX印の傷を負った撲殺体が見つかる。警視庁捜査一課刑事・源次(安田顕)は「Xが再び動き出した」と意気込むが、課長の栗原(渡辺いっけい)は捜査から外れるよう指示。科学捜査研究所の乱原(倉科カナ)らは疑問に思うが、そこには10年前の事件が関係していた。秘密裏に動く源次は、最近知り合った変わり者の神保(田中圭)がDNA科学者だと知り協力を仰ぐ。
第2回【2021/10/12(金)放送】
源次(安田顕)は娘の瑞希(古川凛)に「DNA婚活パーティー」を勧められ、乱原(倉科カナ)と共に渋々参加。そこには‘恋愛遺伝子’の研究のため見学中だという神保(田中圭)の姿があった。会にはDNA分析が縁で結婚した遠山(笹野高史)と妻・鮎子(中越典子)がゲストとして登場。だが数時間後、鮎子が殺害された。源次は遠山家へ急行するが、恋愛遺伝子の検証を目的とする神保も付いてくる。
第3回【2021/10/29(金)放送】
源次(安田顕)は「人が死亡していた」という目撃情報から、警察官・松木(須賀健太)と公園近くの現場へ。だが遺体がなかったため、酔っぱらいの見間違いと判断する。そんな折、血の海と化したアパートの一室が発見された。しかし、遺体も運び出した痕跡もない。難事件に困った源次は神保(田中圭)に助けを求める。毛髪や血液から被害者は住人の典子(徳永えり)と分かるが…。
第4回【2021/11/5(金)放送】
神保(田中圭)は病院で7歳の患者・美雪(稲垣来泉)と出会う。有名ピアニストの父・涼平(松尾諭)と母・由紀子(紺野まひる)の一人娘の美雪は「才能もDNAで決められている」と聞かされ落ち込んでしまう。一方、源次(安田顕)は生花店店主・斎藤(東根作寿英)の刺殺事件現場で、「娘を誘拐した。1億円を出せ」と書かれた脅迫状を発見。誘拐されたのは美雪だった。
第5回【2021/11/12(金)放送】
雑木林で死後3年が経過した白骨体が発見される。体内から極小のチューブが見つかり、中には3滴の血痕が付いた布片が入っていた。被害者が犯人に知られないようにそれを飲み込んだのではと考える源次(安田顕)は、神保(田中圭)に協力を依頼。やがて、白骨体は失踪した製薬会社研究員・百合子(若月佑美)と判明し、捜査線上に科学者・まどか(矢田亜希子)が浮かぶ。
第6回【2021/11/19(金)放送】
神保(田中圭)は「犯罪捜査について聞かせてほしい」という恩師・静原(山田明郷)の依頼で、源次(安田顕)と研究所へ。そこには、大学の同窓生の科学者・槇村(高橋光臣)、山富(小松利昌)、田丸(柏原収史)、緋山(橋本マナミ)の姿があった。程なく、乾杯のグラスに口を付けた源次、緋山、山富、田丸が倒れ、飲まなかった神保も槇村に注射を打たれ意識を失う。静原の狙いは8年前に娘を殺害した犯人を見つけることだった。
最終回【2021/11/26(金)放送】
8年前に娘の沙也香(朝倉あき)を殺害した犯人を突き止めようと、教え子の山富(小松利昌)、田丸(柏原収史)、緋山(橋本マナミ)を呼んだ静原(山田明郷)。源次(安田顕)の命を盾に協力を強いられた神保(田中圭)は、槇村(高橋光臣)と共に証拠品を調べ直し、8年前の事件の真相に迫る。だが、爆発が起きた現場から容疑者が消え、遺体からは二つのDNAが検出される。