第23週「ヤマモモ」
第111回【9/4(月)放送】
牛久(住田隆)が真打ちとなり、長屋を出ていく日。竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)が高知を引き払い東京へやってきた。二人は屋台「土佐」を開業。竹雄は“いつか新しい酒を造る”という綾の夢を、一緒にかなえたいと考えていた。万太郎(神木隆之介)、寿恵子(浜辺美波)、波多野(前原滉)、藤丸(前原瑞樹)もかけつけてにぎやかな夜になる。
第112回【9/5(火)放送】
竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)の屋台では故郷の味が食べられるとあって、万太郎(神木隆之介)と虎鉄(濱田龍臣)は大喜び。箸休めに出された高知のヤマモモの甘露煮に寿恵子(浜辺美波)も感動するのだった。竹雄は、波多野(前原滉)と藤丸(前原瑞樹)に、いつか新しい酒を造るために醸造の研究をしている先生を探していると話す。話を聞いた藤丸は…。
第113回【9/6(水)放送】
大学に辞表を提出した野宮(亀田佳明)は、東京を去る前に長屋を訪れ、生まれたばかりの千鶴を含む槙野家の肖像画を描く。寿恵子(浜辺美波)は、図鑑作りの夢をかなえるため商いを始めたいと万太郎(神木隆之介)に話す。万太郎は、新しい冒険に出る寿恵子を応援。寿恵子は、以前みえ(宮澤エマ)に勧められた地、渋谷へと向かう。
第114回【9/7(木)放送】
寿恵子(浜辺美波)は初めて渋谷に降り立つ。農村地帯が広がり、通りは汚く、居酒屋の店主・荒谷(芹澤興人)にここに来るのはやめた方がいい、と言われてしまう。しかし、荒谷の店で買ったお握りがとてもおいしく、りん(安藤玉恵)や子どもたちにも大好評。その夜、万太郎(神木隆之介)が植物と向き合う姿を見て、寿恵子は、渋谷をもっと観察しようと心に決める。
第115回【9/8(金)放送】
再度、渋谷へ向かった寿恵子(浜辺美波)。弘法湯で身を清めてお参りに行く人に出会ったり、茶屋で出されたボーロに感動したり、芸者たち(入山法子・実咲凜音)の話を聞いて、渋谷の町に魅了されていく。そして、弘法湯の佐藤、荒谷(芹澤興人)らを座敷に呼んだ寿恵子は、この町で人と人をつなぐ待合茶屋を開きたいと伝える。