第15週「ヤマトグサ」
第71回【7/10(月)放送】
植物の名付け親になるべく、誰もが認める図鑑を作り始めようと決意した万太郎(神木隆之介)。そのため、昼間は大学で研究、夜は大畑(奥田瑛二)の印刷所に通うことになると寿恵子(浜辺美波)に伝える。寿恵子は了承するものの、万太郎の身体が心配で…。一方、田邊(要潤)は動物学教授の美作(山本浩司)に、実績を出せていないことについて嫌味を言われ、いらだつばかり。そのいらだちを大窪(今野浩喜)にぶつけてしまう。
第72回【7/11(火)放送】
図鑑作りに向けて動き出した万太郎(神木隆之介)。寿恵子(浜辺美波)は、万太郎と伴走するつもりが何もできずにいる自分が情けなく、福治(池田鉄洋)に相談するが、身の丈に合わない望みは不幸になると言われる。一方、万太郎は、大畑夫婦(奥田瑛二・鶴田真由)に図鑑作りの相談をするが、印刷所は大忙しで印刷機がいつ空くか分からない状況。そこへ突然寿恵子がやってきて、ある提案をする。
第73回【7/12(水)放送】
寿恵子(浜辺美波)は、高価な印刷機を買いたいと言い出す。突然の申し出に、万太郎(神木隆之介)、大畑夫婦(奥田瑛二・鶴田真由)は驚くが、寿恵子なりの熱い思いもあり、印刷機購入へと踏み出す。そして、長屋では印刷機を置くための大リフォーム計画が始動。倉木(大東駿介)、丈之助(山脇辰哉)らも万太郎の夢を応援するのだった。そこへ、大窪(今野浩喜)、波多野(前原滉)、藤丸(前原瑞樹)の3人がやってきて…。
第74回【7/13(木)放送】
万太郎(神木隆之介)が高知で採集してきた植物を共同研究させてほしいと頭を下げる大窪(今野浩喜)。万太郎は大窪を受け入れ、植物学雑誌での発表を目標に、二人で研究することになる。二人を見守ると決めた徳永(田中哲司)は、田邊(要潤)に報告。納得のいかない田邊に対し、徳永はこの研究に関わらなければ植物学教室は実績を出せないと伝える。連日連夜、研究に励む万太郎と大窪。そして…ついに!?
第75回【7/14(金)放送】
万太郎(神木隆之介)は、新種の植物を「ヤマトグサ」と名付ける。大窪(今野浩喜)と論文を書き上げ、ヤマトグサを載せた植物学雑誌が遂に完成。二人の発表は、日本で植物学が始まって以来の快挙となった。雑誌と並行して作っていた万太郎の図譜も完成し、寿恵子(浜辺美波)や長屋の面々も大喜び。しかし、この時、田邊(要潤)が研究していたトガクシソウを巡って植物学会を揺るがす大事件が起きていた。