第1回【2022/4/23(土)放送】
警察庁内に「科学犯罪対策室」を設立し、室長となった警視正の小比類巻(ディーン・フジオカ)は、ベテラン刑事の長谷部(ユースケ・サンタマリア)をメンバーに指名。そんな中、ロボット開発を手掛ける会社のCEOが殺害され、小比類巻は同社のAIロボットが犯人ではないかと考える。ロボットは皆の前で犯行を自供。小比類巻は科学者の最上(岸井ゆきの)に捜査協力を依頼する。
第2回【2022/4/30(土)放送】
暴行を受けたeスポーツチームのリーダー・田中が変死。死因究明を要請された小比類巻(ディーン・フジオカ)らは田中の脳に埋め込まれたマイクロチップが発火した原因を突き止める。消息不明のチームメートもチップを入れている可能性が高い。小比類巻の後輩で厚労省官僚の三枝(佐藤隆太)は、カーン(安藤政信)が代表を務める「ボディハッカージャパン」の関与を疑う。
第3回【2022/5/7(土)放送】
山梨の研究所の遺体安置所から献体遺体が消え、小比類巻(ディーン・フジオカ)や最上(岸井ゆきの)らが調べを開始。遺体は前日、病院で死亡が確認された土屋という男性で、監視カメラが不法侵入の常習犯である地元の動画配信者・八木と赤井の姿と共に、遺体が起き上がり、歩き出す様子を捉えていた。長谷部(ユースケ・サンタマリア)は出頭してきた八木と赤井を聴取する。
第4回【2022/5/14(土)放送】
不可解な飛び降り自殺が相次ぎ、小比類巻(ディーン・フジオカ)らが調べると、全員が同じVRゲームに熱中していたことが分かる。それは自作ゲームを誰でもアップできるサイトにあり、長谷部(ユースケ・サンタマリア)が試してみるが、小比類巻や最上(岸井ゆきの)もリアルなVR空間に驚く。そして開発者を特定するため、小比類巻がおとりとしてゲームに参加することになる。
第5回【2022/5/21(土)放送】
病院に運ばれ死亡が確認された老女が、実年齢は35歳の速水(栗山千明)と判明する。路上で倒れ込んでみるみるうちに老化した姿を、監視カメラが捉えていた。速水は、最上(岸井ゆきの)の元共同研究者。3年前、研究室を畳んでからは没交渉だったが、突然メールが来て、その朝、待ち合わせていたという。最上は研究を封印した経緯を、小比類巻(ディーン・フジオカ)らに打ち明ける。
第6回【2022/5/28(土)放送】
小比類巻(ディーン・フジオカ)、長谷部(ユースケ・サンタマリア)らは科学の専門家を招いて未解決現象に挑むテレビ番組に出演する。舞台は、幽霊‘土竜の間の幸子さん’の目撃証言が相次ぎ、廃業に追い込まれたホテル。最上(岸井ゆきの)は心霊研究家の諏訪(ダイアモンド☆ユカイ)に挑発され、幽霊がいないと証明できなければ、科学犯罪対策室を解散すると言ってしまう。
第7回【2022/6/4(土)放送】
小比類巻(ディーン・フジオカ)は、亡妻の遺体を冷凍保存する会社で、遺体の盗難騒ぎがあったと知る。一方、ホテルのプールで国会議員の来栖(ジョーナカムラ)が死亡。顔はのっぺらぼうになっていて、細胞が異常に増殖した結果、全身の穴が塞がったと判明する。小比類巻は、例の冷凍保存会社に務める来栖の元妻・君塚(板谷由夏)と、彼女の「ナノマシン」の研究に注目する。
第8回【2022/6/11(土)放送】
小比類巻(ディーン・フジオカ)は、亡妻・亜美(本仮屋ユイカ)そっくりの遺体にぼうぜん。それはヨガインストラクター・美羽(本仮屋=2役)で、全身の血液が失われていた。美羽は生後すぐに養子となったが、既に養母は他界。小比類巻は聡子(石野真子)に、やはり養子だった亜美に双子がいたのではと尋ねる。一方、美羽の身辺を調査した長谷部(ユースケ・サンタマリア)は…。
第9回【2022/6/18(土)放送】
一連の事件の首謀者であるウイルス学者の榊原(加藤雅也)は、支援者のカーン(安藤政信)に、不老不死の研究がもうすぐ実を結ぶと報告。その頃、小比類巻(ディーン・フジオカ)は誘拐された娘・星来(鈴木凜子)を救うべく、単独捜査に乗り出していた。一方、最上(岸井ゆきの)は自分が生み出したウイルスを、榊原が再び使用すると確信し、ウイルスを無力化させる道を探るが…。
最終回【2022/6/25(土)放送】
小比類巻(ディーン・フジオカ)は西城(平山祐介)らの乗る船に身を潜め、榊原(加藤雅也)の研究所がある島にたどり着く。そこでは最上(岸井ゆきの)が、ウイルスに感染させられた星来(鈴木凜子)に処置を施していたが、榊原は星来の体を使ってさらなるウイルスの合成を進める。所内に潜入した小比類巻は、ウイルスに感染した研究員の様子にがくぜんとし、さらに‘最後の審判’という言葉から、榊原がテロを計画していると確信。連絡を受けた長谷部(ユースケ・サンタマリア)はテロの阻止に動き、三枝(佐藤隆太)が標的となる会場を特定する。