第11回【10/3(火)】
第8代将軍・徳川吉宗(冨永愛)が世を去って約20年。気鋭の本草学者・平賀源内(鈴木杏)は長崎・出島で蘭学の習得者を探していた。源内は、将軍・家治(高田夏帆)の側用人を務める田沼意次(松下奈緒)の内命により、蘭語や蘭学を教えられる者を大奥に連れて来ることになったのだ。意次は亡き吉宗から「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」の撲滅を託されていた。やがて源内は、島内で蘭方医の吾作(村雨辰剛)と出会う。源内に誘われ、大奥に入った吾作は、名を青沼と改め、右筆助・黒木(玉置玲央)の補佐を得て蘭学の講義を始めるが…。