第18週「伝えたい守りたい」
第86回【2021/9/13(月)放送】
2019年9月。百音24歳の誕生日を控えたある日、車いすマラソン選手鮫島(菅原小春)の代表選考レースが行われていた。「気象条件はそろっています! 勝ちます!」と自信を持つ百音たち。皆のサポートを受け、鮫島はゴールする。その数日後、百音は自身が考えた企画を社長にプレゼン。その企画は、全国の気象予報士の力を生かすものだった。
第87回【2021/9/14(火)放送】
百音が提案した企画は「あなたの町の気象予報士 全国津々浦々計画」。地域の産業や医療などと連携する、密着型の予報士の必要性を力説したのだった。しかし、安西(井上順)に「採用になったら、地元に帰るのか?」と問われてしまう。その一方、高村(高岡早紀)から莉子(今田美桜)が、ある大事な相談を受ける。数日後、過去にあまり例がないほどの大型台風12号が、日本列島に近づいていた。
第88回【2021/9/15(水)放送】
大型台風12号の発生により、百音たちは対応に追われていた。日本列島への上陸3日前に気象庁の記者会見が行われるなど異例の事態となっていた。百音たちの番組も台風報道に切り替わるが、外はまだ雨も風もない。しかし、数日後には大雨が降ることを予測している百音たち。起きていないことに対して危機感を抱いてもらうためには、どうしたらいいのか。百音は、ある効果的な伝え方を思いつく。
第89回【2021/9/16(木)放送】
台風12号は、大きな被害をもたらすことなく、雨のピークは収まりかけていた。そこへ長野に住む高齢女性(大方斐紗子)から電話が入る。「うちの裏山の小川が、川になったら危ない。ふもとの番場川が暴れる」との内容だった。同じころ、ウエザーエキスパーツにいた朝岡も、長野の河川の異変に気付き始めていた。気象班チーム、朝岡、それぞれに、どう伝えたらよいか、一刻も早く行動する選択を迫られる。
第90回【2021/9/17(金)放送】
台風の影響で長野の河川が氾濫する恐れがあると判断した朝岡(西島秀俊)。朝岡が運営するサイトにも、視聴者から次々と情報が送られてくる。そこで、朝岡は百音(清原果耶)と共にインターネットを使って、情報を配信し始める。一方、Jテレでも、意外な形で報道がされていた。台風が去り、百音と朝岡が安堵したのもつかの間、今度は、別の不穏な投稿が来る。