第1回【2021/9/11(土)放送】
旗本の次男坊・新海一馬(岡田健史)は剣術が不得手、師匠を務める寺子屋でも子供たちに手を焼く日々。そんな一馬の楽しみは、幼き頃に出会った妖怪の研究だった。ある日一馬は、教え子のお雛(平尾菜々花)が土器(火焔(えん)土器)に話しかけている姿を目撃する。一馬がお雛に渡された“まが玉”を手にすると、天 の邪鬼(本郷奏多)と名乗る妖怪が土器から現れた。お雛は天の邪鬼に「死んだ母に会わせてほしい」と頼む。
第2回【2021/9/25(土)放送】
天の邪鬼(本郷奏多)をはじめとする妖怪たちの力で、教え子のお雛(平尾菜々花)の願いがかない、喜ぶー馬(岡田健史)。一馬は、寺子屋の使用人・およう(山田杏奈)に読み書きを教え始めるが、その最中、突如寺子屋に現われた浪人におようが襲われる。清庵和尚(イッセー尾形)の力で難を逃れるが、事情を聞くと、おようは母の薬代として多額の金を要求され、吉原への身売りを迫られているという。
第3回【2021/10/2(土)放送】
およう(山田杏奈)の吉原への身売り騒動の裏には、邪悪な妖怪の企みがあった。おようを助けたい一馬(岡田健史)は、天の邪鬼(本郷奏多)たちに相談、おようと猫又(森川葵)が捕らえられた吉原へのり込む。騒動を経て、おようへの思いが一層貼らむ一馬。そんな一馬に、縁談話が舞い込んでくる。相手は三千石の池田家。一馬を婿養子として迎えたいという話に、一馬の父・源之進(甲本雅裕)は…。
第4回【2021/10/9(土)放送】
一馬(岡田健史)に持ち上がった、池田家との破格の縁談話。喜ぶ父・源之進(甲本雅裕)は、一馬に寺子屋の師匠をやめるよう厳命。悩める一馬は、天の邪鬼(本郷奏多)たち妖怪に相談する。一方、一馬の兄・一之進(高田翔)は、弟の代わりに自分が婿養子に行くと言い出す。だがこの縁談にはからくりがあり、新たな妖怪 の魔の手が伸びていたのだった…。
第5回【2021/10/16(土)放送】
人間と妖怪の仲を裂こうとする百鬼(藤本隆宏)は、妖怪一つ目小僧(石井正則)に一馬(岡田健史)の命を狙 うよう命じる。一つ目小僧は清庵和尚(イッセー尾形)を陥れ、名前を書かれると命を失う恐ろしい帳面に、一馬の名前を書かせる。直後から一馬は原因不明の病に陥り、手の施しようがなくなる。お雛(平尾菜々花)は 天の邪鬼(本郷奏多)たちに一馬を助けてほしいと頼むが…。
第6回【2021/10/23(土)放送】
一馬(岡田健史)を助けるべく妖怪一つ目小僧(石井正則)と対峙した清庵和尚(イッセー尾形)が、一馬の 代わりに不治の病に! 復活した一馬は、天の邪鬼(本郷奏多)と共に一つ目小僧に戦いを挑む。手下の妖怪たちが次々と天の邪鬼に倒され、業を煮やした百鬼(藤本隆宏)は、自らの手で一馬(岡田健史)を始末するべく動き出す。一方、一馬とおよう(山田杏奈)の互いを想う気持ちを知った一馬の父・源之進(甲本雅裕)は….。
最終回【2021/10/30(土)放送】
およう(山田杏奈)が寺子屋を去り、落ち込む一馬(岡田健史)のもとに、百鬼(藤本隆宏)の魔の手が伸びる。 自らの野望のため、ついに江戸に姿を現した百鬼。対峙する一馬のもとに、天の邪鬼(本郷奏多)が駆け付ける—— 。一馬は、百鬼から江戸を、愛するものを守れるのか? そして、天の邪鬼と百鬼との知られざる関係とは!? 妖怪ファンタジー時代劇、ついに完結!