第1回【2023/4/30(日)放送】
サチ(清野菜名)は車椅子生活の母親・邦子(和久井映見)と2人暮らし。ファミリーレストランのアルバイトで生計を立てている。ある日、邦子が何を思ったかラジオ番組主催のバスツアーに応募し、サチは代理で参加する羽目に。そこで元ヤンキーのタクシー運転手・翔子(岸井ゆきの)、祖母の富士子(宮本信子)と田舎のちくわぶ工場で働く若葉(生見愛瑠)と運命的な出会いを果たす。
第2回【2023/5/7(日)放送】
バスツアーの最後、サチ(清野菜名)に連絡先交換を断られた若葉(生見愛瑠)は落ち込み、1人になった翔子(岸井ゆきの)も脱力感に襲われる。一方、サチもやるせなさを募らせていた。後日、例のラジオ番組でツアーの世話役だったリスナー代表のみね(岡山天音)のツアーリポートが紹介され、サチら3人のことも語られる。3人はそれぞれの場所で、それぞれの思いを胸に聴く。
第3回【2023/5/14(日)放送】
バスツアー中に購入した宝くじが「1等3千万円」と分かりぼうぜんとするサチ(清野菜名)は、翔子(岸井ゆきの)、若葉(生見愛瑠)と「当たったら山分けしよう」と約束したのを思い出し、2人が参加する2回目のツアーに駆け付けた。サチから「約束を果たす」と言われ、驚き興奮する2人。その後、3人は当たりくじを現金化するために銀行へ行く日を決め、連絡先を交換する。
第4回【2023/5/21(日)放送】
サチ(清野菜名)が働くファミレスに、金をせびりに父親の博嗣(尾美としのり)が現れた。翔子(岸井ゆきの)は、コンビニで店員のけんかの仲裁に入った結果、思わぬ出費をしてしまう。若葉(生見愛瑠)の家には突然、母親のまどか(矢田亜希子)がやって来て、若葉の通帳を持ち去っていく。そんな状況を伝えたくて、3人は会うことに。そして、それぞれ過去の友情について打ち明ける。
第5回【2023/5/28(日)放送】
「3人でカフェを開く」という共通の夢を得て、サチ(清野菜名)は新鮮な気持ちでアルバイトをし、翔子(岸井ゆきの)もカフェ情報を収集するなど浮き浮きした毎日。一方、家と工場との往復を繰り返す若葉(生見愛瑠)は取り残されたような気分になっていた。そんな中、翔子は絶縁状態の兄・敬一郎(時任勇気)の訪問を受け、サチはカフェプロデューサーの賢太(川村壱馬)と再会する。
第6回【2023/6/4(日)放送】
翔子(岸井ゆきの)が理想的なカフェ物件を見つけ、サチ(清野菜名)、若葉(生見愛瑠)、みね(岡山天音)も加わり視察に行くが、一足違いで借り手がついてしまう。一同はがっかりしつつも、これまでと違い悔しさを感じている自分達の変化に気づく。4人はこの気持ちをばねに、改めて前に進むことを決意。後日、賢太(川村壱馬)にカフェのコンサルタント料200万円を振り込む。
第7回【2023/6/11(日)放送】
店名も物件も決まり、興奮と不安を抑えきれないサチ(清野菜名)、翔子(岸井ゆきの)、若葉(生見愛瑠)、みね(岡山天音)。サチが宝くじ売り場へのお礼参りが済んでいないと気付き、3人は富士子(宮本信子)の車を借りてサービスエリアへ向かう。賢太(川村壱馬)のおかげで開業準備は順調に進む一方、積み残していた難題やしがらみにそれぞれ向き合わなければならない時が来る。
第8回【2023/6/18(日)放送】
アルバイト先の人員不足を1人でカバーするサチ(清野菜名)は、かつて無理やりシフトに入っていた時には感じなかった不思議な使命感と充実感に目覚めていく。そんなサチが、自分は仕事で参加できないにもかかわらず、翔子(岸井ゆきの)、若葉(生見愛瑠)、みね(岡山天音)、富士子(宮本信子)を自宅に招集。事前に若葉に託したメッセージと、カフェ開店までのミッションを授ける。
第9回【2023/6/25(日)放送】
カフェ開店まで約2週間。一同は4階にサチ(清野菜名)、翔子(岸井ゆきの)、若葉(生見愛瑠)、3階にみね(岡山天音)、1階に邦子(和久井映見)、富士子(宮本信子)の組み合わせで同じ団地に住み始めた。やっと輝き始めた皆の人生を守りたいと思う富士子の元にある荷物が。一方、周辺をうろつく博嗣(尾美としのり)に気付いた邦子は、富士子に同行を頼み、博嗣が待つ公園へと出向く。
最終回【2023/7/2(日)放送】
「サンデイズ」のオープンが迫った夜。サチ(清野菜名)たちの胸には、さまざまな思いが去来する。サチは翔子(岸井ゆきの)、若葉(生見愛瑠)とコンビニの高級アイスを食べながら、今の自分に高いアイスを食べる資格があるのだろうか? と、ふと考える。大金を手に入れ、仲間とカフェを始めるという夢の実現はもう目の前にある。けれど、胃が痛くなるような不安や、納得のいかない現実も無くなりはしない。そんなサチの心の揺れに、翔子と若葉がそっと寄り添う…。みね(岡山天音)と賢太(川村壱馬)は二人で飲みに行き、そこで賢太は意外な真実を打ち明ける。一方、邦子(和久井映見)と富士子(宮本信子)は祈るような気持ちで一夜を過ごす。そしてオープン当日。サチたちが「サンデイズ」の扉を開けると…。