4K時代劇スペシャル「無用庵隠居修行7」 BS朝日 9/28(木)後7:00~8:54
※BS朝日4Kチャンネルで同時放送

新作放送特別企画「無用庵隠居修行」一挙放送

  

「無用庵隠居修行」【9/11(月)後7:00~】

老中・松平定信(杉本哲太)により、厳しい倹約令が発布された江戸。その過酷さに耐えかね、不平を言うものも少なくない中、巷では辻斬りが続発していた。
そんな中、徳川家の直参旗本・日向半兵衛(水谷豊)は、江戸城を警護するという役目を生真面目に勤める日々。しかし、太平の世にあっては高名な一刀流の道場で目録を受けた腕を振るう機会すらない。さらに、周囲には姑息な手段で出世争いに明け暮れる同僚たち…。半兵衛はそんな日常から逃れ、そろそろ隠居を考えていた…。


「無用庵隠居修行2」【9/12(火)後7:00~】


用人の勝谷(岸部一徳)に誘われ、箱根への温泉旅行へと出かけた半兵衛(水谷)。旅籠へやって来ると寺社奉行の田代孫三郎(本田博太郎)が「部屋を開けろ」と騒ぎを起こしていた。女将のお豊(岸本加世子)らが大慌てで何とか部屋を確保したものの、今度は「陪臣風情とは同宿できぬ」と、病気である出石藩家中の岡井鉄三郎と息子の弥八郎(稲葉友)を追い出そうする。
仕方なく部屋を出るという鉄三郎を戸板に乗せて弥八郎と塔ノ沢へと送り届け、帰宅した半兵衛と勝谷だったが、今度は奈津(檀れい)に縁談が持ち上がっていた。


「無用庵隠居修行3」【9/18(月)後7:00~】

老中の定信(杉本)が勘定奉行・天野(高嶋政伸)らと緊縮財政に四苦八苦している江戸。半兵衛(水谷)は、後継の新太郎(田中偉登)から、側用人の勝谷(岸部)の様子がおかしいと相談を受ける。「さてはいい女でもできたのか」とニヤつくが、奈津(檀)に「ご自分はどうなんですか?」と言われると誤魔化すしかないが、藤兵衛(田山涼成)と共に勝谷をこっそりと尾行する。
すると案の定、勝谷は美しい女性と蝋燭屋へ行ったり、旅籠へ入ったり…。さらにその女性が、志乃(手塚理美)という二本松藩士の奥方であることがわかる。「亭主持ちと密会か!」。これまた放っておけない、と半兵衛らは尾行を続けると…。


「無用庵隠居修行4」【9/19(火)後7:00~】

遊女ばかりを狙う辻斬りが暗躍する江戸。半兵衛(水谷)は、「自分の出る幕がない」と元気のない用人・勝谷(岸部)と出くわす。若殿・新太郎(田中)は勤めも無難にこなし、嫁も何かと気が利いている。もう隠居するしかないのかと、とこぼす。
書院番へと出世した新太郎は、生真面目すぎる性格がたたり下足番へと降格した同僚の正太郎(森永悠希)が気になって仕方がない。正太郎は父・半兵衛の幼なじみ・安田善四郎(段田安則)の息子。その新太郎が御番頭・佐藤(斉藤暁)への届け物をした際、不審な書状を拾った。中を改めると差出人には悪い噂も聞いている「黒田」という名が。




「無用庵隠居修行5」【9/26(火)後7:00~】

将軍の姫君の嫁ぎ先問題に頭を悩ます老中・松平定信(杉本)。一方、江戸では麻疹が流行し、庶民は高い薬代に一苦労。さらに怪しい薬まで出回り、質素倹約を奨励する定信への風当たりも強くなっていた。
そんな中、定信が何者かに襲われ、火付盗賊改・長谷川平蔵(榎木孝明)に大番士らを鍛え直すように指示。その指南役を平蔵から依頼された半兵衛(水谷)は、勝谷(岸部一徳)と奈津(檀)の後押しもあり、その申し出を快諾する。
厳しい稽古を課す半兵衛だが、自らも年齢には勝てず痛む体を久庵(佐藤B作)に診てもらうことに。そこで半兵衛は、大奥の女中が次々と奇妙な死を遂げている話を耳にする。



「無用庵隠居修行6」【9/27(水)後7:00~】

奈津(檀)と夫婦となり、念願の温泉旅行へとやって来た半兵衛(水谷)。良い雰囲気になったかと思いきや、勝谷(岸部)や息子・新太郎(田中)一家に邪魔をされ、がっくりと肩を落とす。
その頃江戸では、付け火事件が続発。火災現場には『天誅 松平定信』という不穏な書き置きも。世間では飢饉が続き、土地を手放す小作人が増えるなど貧富の格差が拡大。大地主は豪農となる一方、まともに米を口にできない農民たちによる打ち壊しも頻繁に起きていた。老中・定信(杉本哲太)に向けられた恨みの付け火か? 一方、かつて定信に失脚させられながら復権を狙う水野忠友(山下禎啓)が定信の危機にほくそ笑んでいた。