第1回【2023/4/15(土)放送】
訳あって1人で暮らすコタロー(川原瑛都)が小学生に。売れない漫画家の狩野(横山裕)をはじめ美月(山本舞香)、田丸(生瀬勝久)らアパートの住人は成長がうれしくも寂しい。ある日、コタローが職業訓練を始めると言い出した。自分の力で生き抜くためらしい。狩野の漫画制作も手伝うことになったコタローだが、ミスで原稿を台無しにし、原稿と共に姿を消してしまう。
第2回【2023/4/22(土)放送】
「母を誘惑した人物」としてコタロー(川原瑛都)が敵意を向ける大学院生の宇田(白洲迅)が、新たな住人として現れた。狩野(横山裕)は、コタローの両親の事情を知る弁護士の綾乃(百田夏菜子)や児童養護施設時代を知る佑(松島聡)を集めて緊急会議。宇田への警戒を強める。そんな中、コタローが太ったのが気になる美月(山本舞香)は、小学校の「給食会」に狩野と参加する。
第3回【2023/4/29(土)放送】
宇田(白洲迅)はコタロー(川原瑛都)の前に現れた目的を語ろうとせず、真意を測りかねる狩野(横山裕)達。するとコタローが、宇田は嫌いだが様子を見てもいいと言い出す。母が宇田の前でよく笑っていたからだという。コタローの意を酌んで見守ることにした狩野だが、翌朝、宇田に向けたコタローの発言に驚く。さらに法律事務所所長の鈴野(光石研)から思わぬ真実を聞き…。
第4回【2023/5/6(土)放送】
学校帰り、路上漫才ライブに寄り道するコタロー(川原瑛都)。漫才を披露するロングコートダディ(本人役)は、笑いはしないものの興味津々のコタローの反応がうれしい。その後、連れてくる相手を変えて通い詰めるコタローだが、自身は漫才を全く見ようとせず、ロングコートダディは冷やかしかといら立ち始める。一方、狩野(横山裕)は帰りが遅いコタローをしかるが…。
第5回【2023/5/13(土)放送】
佑(松島聡)から翌週が20歳の誕生日だと聞く狩野(横山裕)だが、1週間前にもかかわらず、コタロー(川原瑛都)が誕生日会をすると言い出す。実はこの日生まれの佑は、自分を捨てた親を恨み、拾われた日を誕生日としていた。佑はコタローの贈り物を拒み、帰ってしまう。一方で、佑はアルバイト先のスーパーで商品の売れ行きを調べている本社社員の浅川と知り合う。
第6回【2023/5/20(土)放送】
コタロー(川原瑛都)の部屋に生活費を届けに来た綾乃(百田夏菜子)は、美月(山本舞香)が子ども達に教えるお菓子作りに参加。だが、実家の話題が出ると、足早に立ち去る。一方の狩野(横山裕)は、上京した美月の母・皐月から平手打ちされる。美月をだます子連れ男と思われたのだ。美月が母の小言に不満を募らせる中、コタローは笑顔を見せない皐月を和ませようと考える。
第7回【2023/5/27(土)放送】
編集者の矢野(戸塚純貴)から、狩野(横山裕)が連載する漫画誌の休刊の知らせが舞い込む。移籍先は調整中だが、突然の休業に慌てた狩野はアルバイトを開始。だが、その事実をコタロー(川原瑛都)には黙っていてほしいと佑(松島聡)らに頼み込む。そんな中、コタローは幼稚園教諭の花輪(西畑大吾)と道でばったり再会。一方で、狩野はコタローに責められる夢を見て…。
第8回【2023/6/3(土)放送】
コタロー(川原瑛都)たっての希望で、海へ繰り出した狩野(横山裕)たち。その夜、「思い残すことはない」と口にしたコタローは、父親(滝藤賢一)から一緒に暮らしたいと手紙が届いたことを明かす。だが、過去に暴力問題があった父親に、美月(山本舞香)らは不安を拭い切れない。コタローは狩野らの前で父親に電話をすることに。その父親の発言に、一同は衝撃を受ける。
最終回【2023/6/10(土)放送】
母・小夜梨(紺野まひる)が亡くなっていたという事実を受け止めたコタロー(川原瑛都)は、遺品のスマートフォンを渡される。狩野(横山裕)にそばにいてくれるよう頼んだコタローは、「幸せになって」という小夜梨が残したメッセージを見て、「幸せが分からない」と考え込む。狩野は寂しさを隠し、父親(滝藤賢一)と暮らすことが幸せなのではないかと語って聞かせるが…。