第1回【2022/4/9(土)放送】
あれから2年。広告代理店勤務の吉岡(浅香航大)は社長の角倉(堀部圭亮)から昇進を告げられた。憧れの先輩・恵子(中村ゆり)はイタリアに行ったきりで、フードコーディネーターとしての活躍は知っていたものの、連絡を取れずにいる。後輩の山田(小園凌央)の代理で埼玉・蕨での打ち合わせに出席した吉岡は、恵子から預かった‘コの字ノート’に載る「喜よし」に行く。
第2回【2022/4/16(土)放送】
帰国後、多忙を極める恵子(中村ゆり)は、新しいレシピ本のコンセプトを決めかねていた。アシスタントのミキ(藤井武美)は、何かヒントになればと地元の小さなコの字酒場に恵子を連れ出す。元々仲買をやっていたマスター自家製のからすみとふぐ刺しを注文し、冷酒に舌鼓を打つ2人。あるアイデアが浮かび、ご機嫌な恵子は、2軒めのコの字に吉岡(浅香航大)を誘う。
第3回【2022/4/23(土)放送】
吉岡(浅香航大)の後輩・山田(小園凌央)は元気がない。就職活動が難航しているらしい洋子(北香那)と連絡が取れないのだという。そんな洋子を励まそうと、コの字に誘うことにした吉岡と山田。吉岡は恵子(中村ゆり)に連絡して東京・金町の「大力酒蔵」を教えてもらい、3人で待ち合わせる。リクルートスーツで現れた洋子は、故郷・大阪の焼き肉屋さんみたいだと喜ぶ。
第4回【2022/5/1(土)放送】
社長の角倉(堀部圭亮)から新入社員・ハルカ(優希美青)の教育係を命じられた吉岡(浅香航大)は、優秀だがとげがある態度に不安を感じる。恵子(中村ゆり)から誘いが入るが、夕方は住宅メーカー社長(森下能幸)との打ち合わせが控えていた。吉岡は打ち合わせにハルカを同席させるが…。
第5回【2022/5/7(土)放送】
恵子(中村ゆり)から送られた試作の写真を見ながら電話する吉岡(浅香航大)は、話し掛けたそうなハルカ(優希美青)に気付かない。さらに焼酎メーカーとの打ち合わせ時間が早まり、慌てて出掛ける2人。こちらの提案に先方が乗り気でないと分かると、ハルカが突然、別提案の資料を配り出す。
第6回【2022/5/14(土)放送】
ハルカ(優希美青)が考案した居酒屋マッチングアプリの作成のため、協力店を探して挨拶回りを続ける吉岡(浅香航大)達。だが、頑張り過ぎたハルカはダウンしてしまう。一方、居酒屋と人の相性をAIで診断することに疑問を感じた吉岡は、助言を求めて恵子(中村ゆり)に連絡する。2人が訪れた店はWコの字のカウンターで名物の生ホッピーは3杯までしか頼めないという。
第7回【2022/5/21(土)放送】
自ら考案した居酒屋マッチングアプリの制作が難航し、頭を悩ますハルカ(優希美青)。見かねた吉岡(浅香航大)は、ハルカを連れて、資料探しに神保町へ。その後、こういう時こそ一杯行こうと「兵六」に誘う。すると、先客の先生(綾田俊樹)が、芋焼酎と「兵六あげ」を勧めてくれた。2人は先生から‘壁の乗り越え方’の助言に加えて、新しいコの字を教えてもらう。
第8回【2022/5/28(土)放送】
吉岡(浅香航大)からアプリのプロジェクトを外れると聞いたハルカ(優希美青)はショックを受ける。吉岡の新しい案件は、以前好評だった地元食材を使った名物料理の開発を全国展開することだ。クライアントが指名した恵子(中村ゆり)に引き受けてもらうため、吉岡は提案書作りに精を出す。
第9回【2022/6/5(土)放送】
恵子(中村ゆり)との打ち合わせを終えた吉岡(浅香航大)が帰社すると、社長の角倉(堀部圭亮)をイタリア在住のカメラマン・小林(竹財輝之助)が訪ねてきた。その写真を見て感銘を受ける吉岡は、先約のある角倉の代わりに飲みに行くことになり、小林に連れられて東京・荻窪の「カッパ」へ。そこは、ハキハキとした女将がモツを焼く店で、2人はすっかり意気投合する。
第10回【2022/6/11(土)放送】
恵子(中村ゆり)は軽食「ピンチョス」の本の色校チェックをしていたが、悩み事が頭をよぎり、自分の気持ちを確かめるために吉岡(浅香航大)をコの字に誘う。一方、吉岡は今日こそ恵子に対し「ドーンと行こう」と心に決める。やって来たのは絶品フルコースがある東京・東銀座の焼き鳥店。ぎくしゃくしてしまう2人だが、流れるような作業で焼かれる焼き鳥を頬張るうちに…。
第11回【2022/6/18(土)放送】
恵子(中村ゆり)のキッチンスタジオに、児童養護施設に就職が決まった妹・洋子(北香那)がやって来る。恵子とミキ(藤井武美)は喜び、洋子はお祝いに‘コの字’をリクエスト。そこに、全国新名物料理プロジェクトの打ち合わせのため、吉岡(浅香航大)がハルカ(優希美青)を伴い現れた。その間に恵子の渡航準備の資料を見つけた洋子は、皆が帰った後、恵子を問い詰める。
最終回【2022/6/25(土)放送】
ピンチョスのレシピ本が完成し、ミキ(藤井武美)に手伝ってもらって、サインをする恵子(中村ゆり)。キッチンスタジオも引き払い、日本をたつ日が近づいていた。そんな恵子と電話で話す妹の洋子(北香那)は、吉岡(浅香航大)とのことを心配する。恵子は大丈夫と答えるものの、電話をしても吉岡は出ない。駄目元で「溝の口のコの字で待っている」とメッセージを送るが、それを偶然、ハルカ(優希美青)が見てしまう。一方、吉岡はハルカをお昼に誘い、この間の返事をしようとするが、吉岡の気持ちを察したハルカは…。