第1回【2021/7/24(土)放送】
ザイゼンコーポレーション社長・彰太(藤木直人)は、興信所の調査員だった18年前、谷岡(酒向芳)という男性から、娘が拉致され持ち物が送られてくる不気味な事件の調査を依頼された。現在、酷似した事件が世間を騒がせ、動揺する彰太。美しい妻の由布子(吉瀬美智子)と今の生活があるのは、彰太がその事件を利用して細工をしたからだった。その結果、真犯人は捕まっておらず…。
第2回【2021/7/31(土)放送】
娘の美華(服部樹咲)が帰らず、気をもむ彰太(藤木直人)と由布子(吉瀬美智子)。秘密を抱える由布子は寺で住職の妻・大黒(財前直見)と息子・若院(三宅健)に傾倒する。一方、彰太は18年前に拉致事件の調査を依頼した谷岡(酒向芳)を訪問。そこで義娘の比佐子(中島ひろ子)から思わぬ事実を聞く。
第3回【2021/8/7(土)放送】
自宅に‘漆黒の切り裂き魔’から娘・美華(服部樹咲)が着ていた服の切れ端が届き、ついに警察も動き出した。由布子(吉瀬美智子)は救いを求め、大黒(財前直見)と若院(三宅健)に美華の失踪を告白。一方、脳裏から18年前の事件で野放しにした犯人の存在が離れない彰太(藤木直人)は谷岡(酒向芳)の義娘・比佐子(中島ひろ子)の協力を得て、手掛かりとなる家政婦の行方を追う。
第4回【2021/8/14(土)放送】
彰太(藤木直人)が過去の‘罪’に翻弄(ほんろう)される中、会社を乗っ取った専務・田部井(板尾創路)が歩道橋から突き落とされ、疑いの目は彰太に向けられる。一方、由布子(吉瀬美智子)は独断で娘の事件を公表。そして、彰太が犯人の手掛かりを求めて捜していた家政婦が既に死亡している可能性が浮上した。そんな中、犯人と思われる人物から、2通目の郵便物が届く。
最終回【2021/8/21(土)放送】
大黒(財前直見)の正体が捜していた家政婦だと察した彰太(藤木直人)は、本人に問いただす。大黒は今回の田部井(板尾創路)の転落事故に加え、18年前の事件への関与を認めるが、彰太の叔父・出島(宅麻伸)の殺害は否定。居合わせた若院(三宅健)は大黒を説得して警察に出頭させると告げる。その後、自らの罪にけじめをつけた彰太は、さらなる事実をつかみ、再び寺へ向かう。