第1回【2022/10/7(金)放送】
相模原の橋本駅周辺を訪れた輸入雑貨商の五郎(松重豊)は、喫茶店で依頼人の高原(田渕章裕)にアンティークの置き時計を紹介する。だが、高原のしゃべりに圧倒され、商談が進まず困惑。しまいには高原に自社商品を実演販売され、思わず買うことになってしまう。疲れた五郎だったが、それでも腹は減る。そんな時、遠くに食堂と書かれた大きな看板を発見。横綱めいた貫禄ある雰囲気の店構えに胸を借りる気持ちで入ると、数々の短冊形のメニューが垂れ下がり、王道の定食から中華料理までが記されていた。
第2回【2022/10/14(金)放送】
東京・白金台のプラネタリウムバーで店長の細田が熱心に星空を解説する中、ぐっすりと寝てしまった五郎(松重豊)。目が覚め商談を始めるも頭が働かず、細田の要望を必死に書き留める。商談が終わった五郎のおなかはすっかり空っぽだった。だが、高級住宅街の白金台で飲食店の気配はゼロ。再び歩き始めた五郎は「インドネシア料理」と書かれた看板を発見する。
第3回【2022/10/21(金)放送】
横浜・桜木町。五郎(松重豊)は彼氏との関係に悩む京子の話を聞くが、女心が分かっていないと一蹴される。その後、依頼されたブローチを持って商談相手の矢沢を訪ねた五郎だが、ここでも女心が分かっていないと言われてしまう。慣れない対応に腹が減った五郎が店を探すと、駅前にキッチンカフェを発見。パワフルな女性店主が新鮮な魚で作る数々の料理が並んでいた。
第4回【2022/10/28(金)放送】
五郎(松重豊)は東京・練馬の大泉学園駅からバスを乗り継ぎ、商談相手の原田が勤めるケアハウスへ。妻へ贈るジュエリーボックスが欲しいという原田にいくつか商品を見せるが、彼が希望した商品は予算オーバーだった。執拗(しつよう)な交渉に気おされ、渋々了承した五郎は、商談を終えると急に空腹に。洋食店に駆け込み、自分だけのコースメニューを考える。
第5回【2022/11/4(金)放送】
五郎(松重豊)は千葉・柏を訪れ、インテリアや雑貨を提案する。商談を終えた五郎は駐車場へ。そこには、前年の暮れに京都から東京への長旅を共に過ごした車があった。持ち主の海外赴任をきっかけに愛車を譲り受けたのだ。腹が減った五郎は車を走らせ、渋い外観の店を発見する。
第6回【2022/11/11(金)放送】
五郎(松重豊)は、同級生の佐野が校長を務める中学校での講義の依頼を受け、岐阜・下呂へやって来た。佐野と思い出話に花を咲かせ、緊張しつつも講義を終えて一息ついた途端、急に腹が減った五郎。温泉街へ行こうにも電車がなく、近くで店を探すと、国道沿いに大衆食堂を見つける。
第7回【2022/11/11(金)放送】
五郎(松重豊)はゴルフのティーチングプロである石井(飯塚悟志)の依頼でオーダーメードのゴルフバックの商談をしに、東京・渋谷の笹塚へ来た。商談後、体格のいい五郎はゴルフに誘われそうになるが、何とか逃げ切る。腹が減り、店を探すことにした五郎は「手打ちそばうどん」の文字を発見する。
第8回【2022/11/25(金)放送】
富山を訪れた五郎(松重豊)は、商談相手の大槻(渡邉美穂)の店へ向かう。富山で開業することが夢だったという大槻は、五郎の30年来の友人・滝山(村田雄浩)のめい。店のプランを熱弁する彼女の姿は友人を思わせ、五郎は親近感を覚える。商談後、レトロな路面電車に乗り景色を楽しんでいた五郎は、腹が減り、降りて店を探すことに。すると「刺し身各種」「おでん」と記された看板を発見する。
第9回【2022/12/2(金)放送】
東京・日暮里を訪れた五郎(松重豊)は繊維問屋街を進み、商談相手の増田(入山法子)の元へ。依頼品であるネクタイピンを見せると、増田はイメージにぴったりだと喜ぶ。そして、自身が衣装を担当する映画の主演俳優と背丈が似ている五郎に、衣装合わせの代役もお願いする。慣れないことをした五郎は腹が減り、店を探すことに。すると「韓国式中華料理」の看板を発見する。
第10回【2022/12/9(金)放送】
川崎・元住吉を久々に訪れた五郎(松重豊)は、移り変わる街並みを感じながら商談相手のスナックのママ・幸代(馬場園梓)の店へ。陽気なママのペースに飲まれながらも予想に反してすんなりと商談が成立する。帰り際、投資話をされるが華麗にかわし、何とか脱出。腹が減り、商店街で店を探した五郎は、独特な字体で名前が書かれた中華料理店を発見する。店自慢の本気料理とは…。
第11回【2022/12/16(金)放送】
千葉の旭市役所へ向かった五郎(松重豊)は、職員の咲子(祷キララ)から、オープンするギャラリーのトータルコーディネートを依頼される。帰り道、中田からの情報ですっかり名物の豚を食べる気分になった五郎は、ツタに隠れた店の看板を発見する。
最終回【2022/12/23(金)放送】
商談が終わり空腹の五郎は、東京・麹町のオフィス街でランチレースに参戦。イタリア料理店でクリスマスランチを堪能する。数日後、仕事納めに向かった築地で、商談相手の小林(岩松了)からある依頼を受けて…。
「孤独のグルメ2022 大晦日スペシャル 年忘れ、食の格闘技。カニの使いはあらたいへん。」【2022/12/31(土)後10:00~放送】
12月29日、東京「築地」。仕事納めでこの地を訪れていた五郎(松重豊)は商談相手である小林洋(岩松了)から、姪っ子で北海道の小樽で旅館を再開する新女将・小林真奈(北乃きい)へある届け物をしてほしいと頼まれる。年の瀬はゆっくり過ごせると思っていた五郎。さすがに北海道までは…、と断りを入れる五郎だったが、終始小林のペースに、渋々了承することに。気分が乗らない旅路の幕開けだったが、大洗からフェリーで北海道に到着し、最初に訪れた苫小牧で早速、名物料理を堪能し、最高のスタートが切れた五郎。そこから千歳、札幌、石狩、小樽と、北の大地を駆け巡る。 各地で出会う、北海道名物をふんだんに使用したご当地グルメの数々と、迷った先で出会えた名店。さらにはちょっとしたミラクルとハプニングまで。 走って、出会って、食べて、なぜか人気者に? 頼れる相棒と駆け巡るロードムービー第2弾! 2022年の大みそか、最後に食べるのは一体?