第1回【2021/10/8(金)放送】
2019年11月。国民的ヒーロー漫画「キン肉マン」の実写版映画の製作が進行していた。監督・園子温、プロデューサー兼ロビンマスク役・綾野剛による壮大な映画企画だ。ところが制作発表前日に、制作チームは突然のトラブルに見舞われた。なんとか無事に制作発表会見を乗り切った綾野は、すぐにウォーズマン役として眞栄田郷敦にオファーを入れる。憧れの綾野からのオファーに喜ぶ郷敦と綾野の2人はある場所に向かうのだった。
第2回【2021/10/12(金)放送】
国民的ヒーロー漫画「キン肉マン」の実写版映画の制作発表前日、ある重大なトラブルが発生した。実は、キン肉マンの実写映画化には、関わった人間がある不幸な現象に見舞われるという‘呪い’のうわさがあるようだ。プロデューサーの綾野剛は、ウォーズマン役の眞栄田郷敦と、新たにミートくん役に決まった玉城ティナに、うわさの真相を確かめてほしいと指示を出す。
第3回【2021/10/22(金)放送】
「キン肉マン」の実写映画化に関する過去の出来事や呪われたうわさの情報を集めてほしいと映画プロデューサー・綾野剛に頼まれた眞栄田郷敦と玉城ティナは、メーキング映像を撮るカメラと共に、原作者のゆでたまごを訪ねる。そこで、1980年代にアクション系事務所により実写化が進められていたという貴重な情報を得た2人は、詳しい話を聞くため事務所へ向かう。
第4回【2021/10/29(金)放送】
眞栄田郷敦と玉城ティナ、ロビンマスク役でもある綾野剛は実写映画の宣伝用写真を撮影。一方で綾野は、過去に香港で制作された「キン肉マン」の実写映画があるという情報が気になっていた。そこで、香港版の詳細を知る名古屋在住の映画専門家の元へ、郷敦と玉城を向かわせる。
第5回【2021/11/5(金)放送】
眞栄田郷敦と玉城ティナは香港で制作された「キン肉マン」の実写映画の映像を入手。主演を務めた俳優は消息不明のままだという。2020年3月。映画「MUSCLEMAN」の宣伝計画を進める綾野剛は、「キン肉ハウス」のある東京・調布の人々を元気にするプロジェクトを提案する。
第6回【2021/11/12(金)放送】
2020年4月。「MUSCLEMAN」の撮影に向け、園子温監督はウォーズマン役の眞栄田郷敦に熱い思いを伝えていた。玉城ティナは別件のCM撮影で、キン肉マンにまつわる意外な事実を知らされる。郷敦は役を深く理解するため、ロボット工学の権威に話を聞こうと京都へ向かう。
第7回【2021/11/19(金)放送】
漫画「キン肉マン」の実写映画化がハリウッドでも企画され、主演俳優が撮影を目前に謎の失踪を遂げたと知った玉城ティナ。それを京都に滞在中の眞栄田郷敦に伝えた瞬間、郷敦が襲われてしまう。一方、映画「MUSCLEMAN」のキン肉マン、さらにアシュラマン役がようやく決まる。
第8回【2021/11/26(金)放送】
映画「MUSCLEMAN」の主役・キン肉マン役の袴田吉彦と連絡が取れなくなった。プロデューサーの綾野剛は出資者と協議したが、最終的に制作中止の判断を余儀なくされる。綾野はスタッフを集め事情を説明。憤りを隠せない眞栄田郷敦は作品に対する自らの思いを綾野にぶつける。
第9回【2021/12/3(金)放送】
主役・袴田吉彦が失踪したことで出資者達から制作中止を求められたプロデューサーの綾野剛。綾野の説得もむなしくあえなく映画「MUSCLEMAN」の制作は打ち切られるが、綾野は諦めておらず、眞栄田郷敦にキン肉マン役を託し自らの資金で自主映画制作に乗り出すとして、再スタートを告げる。そして、郷敦のために特設リングを用意し、必殺技の特訓を始める。
最終回【2021/12/10(金)放送】
2020年8月上旬。自主映画制作へと踏み切ったプロデューサーの綾野剛は、改めて脚本家と打ち合わせを重ねていた。一方、新たにキン肉マンを演じる眞栄田郷敦は、役作りのため、玉城ティナと共に過酷なトレーニングに励んでいた。数々の必殺技を体得していく郷敦。そこに突然、謎の2人の男が現れる。そしてキン肉マンとしての郷敦の最後の戦いが始まる。