第11回【2022/2/10(木)放送】
本当の舞妓ではないがアプリで手軽に呼べる‘デジタル舞子’として働く奈々の遺体が夜の公園で発見された。奈々が持つGPSが見当たらず、マリコ(沢口靖子)らは美月(川津明日香)が代表を務める事務所へ。美月の恋人でIT会社社長・庄司(南圭介)も心配して駆け付ける。GPSデータから奈々が前夜、カフェ、イベント会社、居酒屋の3カ所に行ったと分かるが…。
第12回【2022/2/24(木)放送】
百貨店商品企画部主任の由莉(篠原真衣)の遺体が発見され、マリコ(沢口靖子)らが臨場する。由莉は‘定額借り放題サービス’の責任者で、有名デザイナー・ミサ(藤真利子)が女優・純(桃月なしこ)のために作った48万円もするコートを商品化し、1万円足らずで貸し出し人気を得ていた。その3着のうち1着が見当たらず、借りていた江梨花(しまずい香奈)は返したと言う。
第13回【2022/3/3(木)放送】
ソロキャンプ中の南郷(山西規喜)が殺害され、マリコ(沢口靖子)らが臨場。キャンプ場には他に黒石(斉木しげる)、森末(藤田富)、桜子(小林万里子)、カップルの萌(市瀬由宇)と根室(竹田和哲)の5人がいた。南郷のポンチョにはすすが付いていたがテント付近にたき火の痕跡はなく、凶器のコーヒーミルのハンドルから黒石の、南郷のテントから森末の指紋が検出される。
第14回【2022/3/10(木)放送】
呂太(渡部秀)の家の近所に住む小学生・大翔(潤浩)は前月、父親で大学准教授の賀茂井(奥井隆一)を転落事故で亡くしたが、父親の記憶を持つという男(橋本じゅん)が接触してくるという。呂太に頼まれ、一緒に大翔に会いに行ったマリコ(沢口靖子)は、男が大翔に話し掛ける場面を目撃。男は、臓器提供の際に記憶も受け継いだと話し、さらに父親は殺されたと口にする。
第15回【2022/3/17(木)放送】
マリコ(沢口靖子)と亜美(山本ひかる)がいた山林に、訓練中の災害救助犬と訓練士の斯波が現れ、彼らの誘導により崖下で男性の遺体を発見。遺体の状況からマリコは他殺を疑い、頭部の傷からは絵の具が検出される。男性は元リゾート開発会社社員の野口(宇仁菅真)と判明。斯波は見覚えがないと話すが、数年前、野口の山歩き企画で斯波の母親が転落死したと分かる。
第16回【2022/3/24(木)放送】
マリコ(沢口靖子)らは、呂太(渡部秀)の恩師・潤子(大島さと子)が校長を務める小学校に、特別講師として招かれる。その最中、教卓の下に貼り付けられたハンマーが見つかり、6年前に体育館で殺された当時の校長・梅ケ崎(堂崎茂男)の血液が検出された。土門(内藤)によると容疑者のカメラマン・清原(石田登星)は取り調べ中に病死し、真相はやぶの中だという。
第17回【2022/3/31(木)放送】
山間の町で厚労省の澤部(小松利昌)の遺体が発見され、マリコ(沢口靖子)らが臨場する。隣接する市の職員・伊江田(佐々木誠)によると、澤部は市立病院と町の診療所の統合のための視察に来たと言い、反対派の町長・磯島(野添義弘)と反目していた。刑事部長・藤倉(金田明夫)の要請で、診療所の椿木が司法解剖を行うことに。土門(内藤剛志)は、伊江田らが診療所跡地に産廃処分場を誘致する計画で、対する磯島らはジビエで町おこしを考えていると知る。そして解剖の結果、澤部が事件前にジビエを食べていたと分かる。
最終回【2022/4/7(木)放送】
水害で犠牲者を出して責任を問われた元町長・徳江(松代沙織)が溺死し、科捜研は他殺と断定する。徳江に関するフェイクニュースがネットユーザーを刺激して起きた殺人だと考えるマリコ(沢口靖子)は、書き込みの中に見つけたハッシュタグから、以前殺人事件の捜査で対面した京都AIセンターの主任・優真(美村里江)の関与を疑う。さらに同様の殺人事件が相次ぎ…。