科捜研の女 season22 第1回~最終回 テレビ朝日系 毎週火曜 後9:00~9:54

第1回【2022/10/18(火)放送】
公園で焼死事件が起き、マリコ(沢口靖子)らが臨場。土門(内藤剛志)によると被害者は座ったとたん発火し、微動だにせず燃えたという。そこに新任の物理研究員・君嶋(小池徹平)が現れ、遺体は前の職場「京都環境生態研究センター」の所長・奥崎(小宮孝泰)だと証言。奥崎は同所内「環境DNA研究室」閉鎖を独断で決めたため、古久沢(石黒賢)ら所属研究員と確執があった。

第2回【2022/10/25(火)放送】
ハッキングにより、大学研究室から危険なガスの製法が漏えいした。学長の末政らによると、「兵働耕春」と名乗る犯人は、警察関係者を交渉役にしてもいいと伝えてきたという。兵働は25年前のオンライン巨額詐欺事件の犯人で、逮捕前に出国し海外で焼死したとされる人物。マリコ(沢口靖子)がウェブ通話をした相手は、顔認証でも声紋鑑定でも兵働本人と一致する。

第3回【2022/11/1(火)放送】
大学内の密室で理工学部長の遺体を研究員が発見し、マリコ(沢口靖子)らが臨場する。死因はゴムの原料・ラテックスのアレルギーによるアナフィラキシーショックだが、室内にラテックスはなかった。やがて、科学者を海外に売り込むブローカーで元研究員の奥居が部屋の前まで来たことが判明。奥居は室外からアレルギーを引き起こせるか実証するようマリコを挑発する。

第4回【2022/11/8(火)放送】
漁港の廃棄物集積所で発泡スチロール箱に入った人骨が見つかり、マリコ(沢口靖子)らが鑑定に当たる。それは20代男性の骨で、生前、背中を切りつけられていた。さらに、箱の側面の劣化した文字を復元すると、魚の養殖会社のものと分かる。マリコと土門(内藤剛志)は、社長夫婦のおいで「透明骨格標本」作りに熱中する源に注目。箱の指紋が源のものと一致するが…。

第5回【2022/11/15(火)放送】
大学の動物音声研究室の一室で助教の園山が殺され、マリコ(沢口靖子)らが臨場。前頭部を切られて転倒した可能性が高く、防犯カメラの映像が消去されていたことから、関係者による犯行が疑われた。一方、園山が前の大学から自分を追い出した物理学者の古久沢(石黒賢)を恨んでいたことが判明。古久沢は「連続人体発火事件」で犯人隠匿の容疑があった人物で…。

第6回【2022/11/29(火)放送】
AIが不審者を特定する犯罪予測システム導入に関する会議に、マリコ(沢口靖子)も出席。開発した会社の社長・梶谷(鈴之助)の説明を受け、総務部長の漆原(風見しんご)は導入に意欲を見せるが、捜査三課の小菊(松下由樹)が猛反対し、正式採用は見送られる。翌朝、梶谷の転落遺体が見つかり、土門(内藤剛志)は新聞記者の堀野から漆原と梶谷との癒着情報を得た。一方、漆原の息子・海斗の関与が浮上する。

第7回【2022/12/6(火)放送】
乗馬ファームの厩舎で馬主の吉川が死亡し、マリコ(沢口靖子)らは馬に蹴られた可能性を疑う。吉川の馬は元競走馬で、程なく近くの撮影所で発見された。時代劇の撮影に何度も貸し出されていたという。マリコらは、居合わせた大学准教授で動物行動学が専門の遥夏の協力の下、蹄鉄(ていてつ)に付着した血液を採取。傷口の形状と蹄鉄は一致せず、殺人と断定される。

第8回【2022/12/13(火)放送】
イチョウの木の下で、ツリークライミングの装備を着けた男性の遺体が見つかり、マリコ(沢口靖子)らが臨場。落下事故に見えたが、着衣に付いた樹皮が他の木のもので、別の場所から運ばれたと分かる。樹皮のカビから、マリコは樹木医・くるみの立ち会いの下、雑木林の1本の木を特定。カメラマンだった男性が木の上からスクープ写真を狙っていた可能性が浮上する。

最終回【2022/12/20(火)放送】
ビルの一室で女性の遺体が発見され、科学者に研究室を紹介している美優と判明する。そのビルは、マリコ(沢口靖子)ら科捜研の面々とも因縁のある物理学者・古久沢(石黒賢)の研究室が撤退したため、全館空室で電気も止まっているという。美優は、マリコらが以前担当した事件に関わった科学者ブローカーの奥居(福士誠治)の名刺を所有していた。そんな中、美優の死因は凍死と判明。宇佐見(風間トオル)は部屋自体が凍っていた可能性に言及し、そこから君嶋(小池徹平)は、古久沢が開発中の大容量蓄電池に思い当たるが…。