第1回「新青森編 身も心も疲れた出張帰り…だが、宴の仕込みは怠るべからず」【2021/12/14(火)放送】
損保会社の内部監査室で働く高宮進の密かな楽しみは、出張帰りに新幹線の車中で嗜むご当地グルメ。今日の出張先は青森。仕事柄いつものように嫌われたが、気を取り直して宴の仕込みに向かう。青森魚菜センターで店員の津軽弁の聞き取りに苦戦するも、にしん切込、ミズの煮物を購入。さらに街を歩いて生姜味噌おでんを手に入れる。合わせる酒は材料すべて青森産にこだわった菊乃井だ。準備万端整えて、居酒屋新幹線、さあ開店だ!
第2回「仙台 伊達政宗編 “戦国一のグルメ武将”伊達政宗に呼ばれた不思議な一席」【2021/12/21(火)放送】
高宮(眞島秀和)の今回の出張は宮城、仙台。偶然の出合いを求めて街を散策して仕入れたのは、お豆腐用かまぼこ、支倉焼などこれまで食べたことのない物だった。そして、帰りの新幹線の車中で高宮が食事の様子をSNSに投稿すると、食仲間がうんちくや小ネタを教えてくれる。
第3回「古川編 落ち込んだ夜、酒と肴に励まされることもある」【2022/1/4(火)放送】
宮城県古川駅近くで、高宮進は落ち込んでいた。珍しく仕事でミスをして支社に迷惑をかけてしまったのだ。重たい足のまま入った道の駅で見つけたのは“ささ結”という初めて聞くお米。かつて横綱と言われるほど人気も、その座を奪われ消えかけていたササニシキを改良して生まれ変わった品種だという。今宵の酒は “ささ結”から作った酒にしよう。豊かな日本酒の香りに励まされる居酒屋新幹線、そんな日があっても、またいい。
第4回「宇都宮 餃子編 食のマリアージュに、妻とのマリアージュを思う」【2022/1/11(火)放送】
栃木・宇都宮での仕事を終えた高宮(眞島秀和)は、昨晩の妻とのけんかを思い出していた。そして、餃子と鶏の半身を揚げたかぶと揚げ、餃子のために開発されたビールを買い込むと、新幹線に乗る。
第5回「郡山編 老舗か新興か。悩んだら、両方買えばいい」【2022/1/18(火)放送】
福島・郡山での仕事を早々に終えた高宮(眞島秀和)は、以前から気になっていた泉屋酒店で「箕輪門」を手に入れる。それに合わせるおにぎりを買おうと検索するが、老舗の炊き込みご飯おにぎりか、歴史は浅いが素材にこだわる店の炭焼鮭おにぎりかで悩む。
第6回「仙台・デパート編 この10年、そして次の10年に想いを馳せる」【2022/1/25(火)放送】
仙台で仕事を終えた高宮(眞島秀和)は、帰京後にバレエを習う娘・咲を迎えに行く予定。その際に酒臭さは禁物のため、酒は秋保ワイナリーのクラフトシードルを選ぶ。新幹線の中で爽やかな酸味と喉越しを堪能しつつ車窓を眺める高宮の胸に、ある感慨がこみあげてくる。
第7回「宇都宮・古酒編 古酒とスイーツ。妻の知らない小さな冒険へ…」【2022/2/1(火)放送】
栃木・宇都宮。高宮(眞島秀和)は古酒とスイーツの組み合わせを試すため、和菓子店でようかんを入手し島崎酒造の洞窟酒蔵へ向かう。店員・八溝(水間ロン)の案内でひんやりと薄暗い洞窟を歩いていくと、その先に高宮の求める“宝”が眠っていた。
最終回「八戸編 『一杯どう?』もしも、彼女の誘いに乗ったなら」【2022/2/8(火)放送】
急な出張で妻との約束をキャンセルして訪れた八戸。蕪島近くの浜辺で高宮進は途方に暮れていた。彼の前にはひとりの女性…。遡ること数時間前、下調べ不足で肴の仕込みに困る進に声をかけたのが、みちこだ。事情を聞いた彼女は強引に八食センターを案内。ずらりと並ぶ旬の魚介や山海の珍味に目移りする進の腕を取り、いかの塩辛やたこの白子を買わせていく。さらに浜辺へと誘うと、近くの自分のスナックで飲んでいかないかという。