第1回【2022/7/14(木)放送】
防災ベンチャー企業社長・吉原(阿部亮平)の撲殺体が発見され、京都府警の糸村(上川隆也)らが臨場。吉原は前夜の豪雨の中、避難所で男(咲田雄作)が暴れているとの連絡で部下の大場(松本享恭)と駆け付け、そのまま姿を消した男の行方を捜していた。糸村は吉原のレスキューホイッスルに着目。一方、同社副社長・菜美(佐津川愛美)は莉緒(栗山千明)の高校の同級生だった。
第2回【2022/7/21(木)放送】
糸村(上川隆也)や莉緒(栗山千明)らは、殺人事件の現場付近で目撃された一男(中原丈雄)から事情を聞くため自宅へ向かい、その遺体を発見。死因は毒物中毒でプリンターに遺書も残されていたが、状況から自殺を偽装した殺人の疑いが浮上する。糸村は被害者の手作りと見られるワサビ入りのキャラメルに注目。さらに、葬儀で一男に関する驚くべき事実が判明する。
第3回【2022/7/28(木)放送】
路花(戸田恵子)が6年前に窃盗で捕まえ、更生に尽力した駆が絞殺された。糸村(上川隆也)は、財布に入っていた菓子のおまけの古いカードに注目。さらに、駆の1人暮らしの部屋に衣類が1枚もないことを不審に思う。一方、現場近くの料亭の仲居が写真を見て、見合いをしていた人物ではないかと証言。見合い相手によるとその人物は老舗出版社の副社長・透だと言い…。
第4回【2022/8/4(木)放送】
体操教室インストラクターの川井(堀井新太)が殺され、糸村(上川隆也)は私物の合格祈願と印字された鉛筆に注目。川井と交換ノートをしていた小学生・万理華(小山紗愛)は同じ鉛筆を所持し、川井が神社で買ってきてくれたと話す。母親の琴音(前田亜季)は川井と交際していたが、1カ月ほど前に別れていた。糸村らは琴音の妹が7年前の未解決ストーカー殺人の被害者と知る。
第5回【2022/8/11(木)放送】
3年ぶりに日本に帰国した平中(田中俊介)が殺害され、遺棄されたごみ箱から高級スーツの繊維が見つかる。糸村(上川隆也)は胸ポケットの細長いプラスチック片に着目。平中はフリマアプリ会社の創業者で、専務の植木(青柳尊哉)によると10年前、現社長の若尾(石黒英雄)に追い出されたという。一方、糸村と莉緒(栗山千明)は、平中が若尾の妻と会っていたことを突き止める。
第6回【2022/8/18(木)放送】
老人ホームで働く明日香(高田里穂)が、首を絞められ階段から転落死する。糸村(上川隆也)は、遺留品の使い古された軍手に注目。施設長によると明日香の前職はパティシエで、入居者の早苗(藤真利子)は娘のようだったと口にする。糸村と莉緒(栗山千明)は、明日香が働いていた店のオーナー・松谷(唐橋充)から、2年前、明日香のパワハラが原因で同僚の美希(大出菜々子)が自殺したと聞く。
第7回【2022/8/25(木)放送】
不動産会社を営む細野が撲殺され、糸村(上川隆也)は彼の左手の爪が右手に比べて短いことと、爪切りを所持していたことに着目。細野は、少年少女の更生施設の建設反対派会長を務め、罪を犯した若者をあしざまに言う動画が炎上していた。反対派副会長の矢島によれば、過激な発言の背景には娘の死があるという。細野の娘は、無免許のバイクにひかれ死亡していた。
第8回【2022/9/1(木)放送】
配達業者の楠見(徳井優)が自宅で絞殺され、糸村(上川隆也)は握られていたナイロン製の透明な糸に注目する。指紋から、楠見が7年前の強盗事件の容疑者と判明。同事件を担当した雨宮(永井大)によると、深夜、嶋野(児玉頼信)の家に押し入った男が、助けに入った大学生の宮平を突き飛ばして宝石などを奪い逃走したというもので、心臓に持病のある嶋野の妻が死亡していた。
第9回【2022/9/8(木)放送】
組織犯罪対策課の氷室が刺殺体で発見された。共に食事をしたばかりの莉緒(栗山千明)は言葉を失い、糸村(上川隆也)は所持していた金のチェーンに注目する。インサイダー情報の不正取引サイトについて捜査していた氷室は、事件当夜はお茶屋に行った足で警備会社勤務の元先輩・岩瀬(津田寛治)を訪ねていた。さらに氷室が5年前の通り魔事件を調べていたことも判明する。
最終回【2022/9/15(木)放送】
糸村(上川隆也)らの調べで、殺された組織犯罪対策課の氷室(崎山つばさ)が調べていたダークウェブサイトと、氷室の元先輩・岩瀬(津田寛治)が追う5年前の通り魔事件の関連性が浮上した。一方、雨宮(永井大)のパソコンへの不正アクセスは内部犯の疑いが濃厚に。そんな中、通り魔事件の犯人で当時大学生だった沢村(渋谷謙人)が事件を起こした背景が明らかになる。