祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録 第1回~最終回 日本テレビ系 毎週土曜 後10:00~10:54

第1回「精神科」【2022/10/8(土)放送】
医大附属病院で働く諏訪野(玉森裕太)は、外科志望の優秀なみどり(池田エライザ)や同院外科医の冴木(椎名桔平)の息子である親友の裕也(矢本悠馬)、牧村(濱津隆之)、谷川(YU)、橘(堀未央奈)という同期達と各診療科を回っている研修医1年目。精神科研修が始まった諏訪野は、指導医の立石(松雪泰子)から睡眠薬の過量服薬を繰り返す瑠香(仁村紗和)の担当を任される。だが、‘人の顔色を読むのがうまい’諏訪野の質問に瑠香は無反応。カルテを見た諏訪野は、2年前に離婚して以降、入退院を繰り返す瑠香のやけどの痕に目を留める。

第2回「外科」【2022/10/15(土)放送】
外科研修に入った諏訪野(玉森裕太)は連日の手術にげんなり。そんな中、指導医の冴木(椎名桔平)が担当する胃がん患者の玄三(伊武雅刀)が突然、「これはがんじゃない」と手術を拒否する。冴木の説明にも態度を変えない玄三に、諏訪野は民間療法業者の関与を疑うが、冴木の制止で何もできない。一方、みどり(池田エライザ)は顔見知りの患者・沙智(豊嶋花)が気になる。

第3回「産婦人科」【2022/10/22(土)放送】
肝の据わった産婦人科の指導医・木佐貫(斉藤由貴)の下で学ぶ諏訪野(玉森裕太)は切迫早産の疑いで搬送された弁護士の文香(矢田亜希子)を担当する。すると、駆け付けた文香の元夫の正和(森田甘路)と恋人だという岡田(内藤秀一郎)が共に子どもの父親だと主張。さらに文香は、治療は受けるが検査は拒否すると言い出す。驚く諏訪野は正和らの口論に巻き込まれ…。

第4回「総合診療科」【2022/10/29(土)放送】
総合診療科で研修を受ける諏訪野(玉森裕太)と裕也(矢本悠馬)は、商社で働く患者の香織(堀田真由)を診察。体の震えなどで倒れた香織は同期から薬を盛られたと主張していたが、原因は不明だった。推理好きの指導医の榊(小手伸也)に「この謎を解決したまえ」と指示された裕也は大張り切り。戸惑う諏訪野を尻目に、香織の母・佳代(加藤貴子)らに聞き込みを始める。

第5回「循環器内科」【2022/11/5(土)放送】
諏訪野(玉森裕太)とみどり(池田エライザ)は循環器内科の指導医・上林(高橋努)に連れられ、特別病棟に極秘入院した女優の絵理(成海璃子)と会う。心臓を患う絵理は、沙智(豊嶋花)の姉らしい。家族らにも秘密厳守を命じられた諏訪野は、絵理に手伝いを申し出て、そのお使い先で元患者の広瀬(原田泰造)と遭遇。そんな中、絵理の情報が漏れ、諏訪野らが疑われる。

第6回「小児科」【2022/11/12(土)放送】
研修医2年目になり、製薬会社社員の灰崎らとも顔なじみとなった諏訪野(玉森裕太)は、谷川(YU)と共に小児科医の志村(勝村政信)の指導の下、ぜんそくで搬送された8歳の姫子(金子莉彩)を担当することに。「魔女が怖い」と言って入院を嫌がる姫子は、薬を飲んでいない疑いがあった。姫子とその母親から別々に話を聞く諏訪野らは、志村に関する妙な噂を知り…。

第7回「救命救急科」【2022/11/19(土)放送】
救急科研修で夜勤に就く諏訪野(玉森裕太)と牧村(濱津隆之)は指導医の柚木(観月ありさ)の下、繁華街で意識を失った秋田(やべきょうすけ)ら搬送患者の対処に追われる。処置中にけいれんを起こし、目覚めた後も不審な様子を見せる秋田に、柚木は薬物中毒の疑いを指摘。諏訪野は検査を受けさせるべく説得に当たる。一方、裕也(矢本悠馬)たっての希望で誕生会が開かれ…。

第8回「皮膚科」【2022/11/26(土)放送】
裕也(矢本悠馬)とみどり(池田エライザ)、谷川(YU)と橘(堀未央奈)がそろってけんかを始める中、諏訪野(玉森裕太)は橘と共に皮膚科医の桃井(りょう)の下で研修に励む。すると、脚にやけどを負った春香(山崎紘菜)が入院し、息子の陽太(鳥越壮真)と婚約者の鍋島(岩井拳士朗)が駆け付けた。橘が「春香が放火犯では」と怪しむ一方で、諏訪野はカルテの記録が気になる。

第9回「腎臓内科」【2022/12/10(土)放送】
血を吐いて倒れていた広瀬(原田泰造)を見つけ、付き添う諏訪野(玉森裕太)は、広瀬が実父とは気づかない。そんな中、腎臓内科の指導医の大賀(片桐仁)は諏訪野と共に、生体腎移植手術を控えた17歳の鈴音(植原星空)を回診。料亭の娘の鈴音は業務提携するホテルチェーンの御曹司と結婚を控えていた。ところが、検査結果に異常があり、手術が延期されてしまう。

最終回「緩和ケア科」【2022/12/17(土)放送】
諏訪野(玉森裕太)は、最後の研修先となる緩和ケア科で指導医の窪(高嶋政宏)から末期がん患者・広瀬(原田泰造)の主治医を任される一方、この先、進む診療科はまだ決められていない。そんな折、諏訪野は訪ねてきた刑事から、広瀬の過去の事件とそれが冤罪である可能性を教えられる。自分が広瀬の息子だと告げられ、衝撃を受ける諏訪野。当時を知る冴木(椎名桔平)から、広瀬の最期に医師として向き合うか息子として行動するべきか決断を迫られた諏訪野は、みどり(池田エライザ)や裕也(矢本悠馬)と話し、広瀬の病室へ向かう。