藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ 各話あらすじ NHK総合 12/11(月)、13(水)、14(木)後10:45~11:00
(NHK BSプレミアムにて 6/4(日)、6/11(日)後10:50~ 初回放送済)

「どことなくなんとなく」【12/11(月)】(初回放送 2023/6/4(日)後11:05~)

天地(岡山天音)は友人(竜星涼)と山にキャンプに来ていた。今朝も、最近よく見る「白い夜」の夢のせいで寝覚めが悪い。最初に白い夜の夢を見て以来、天地はこの世のすべてに実在感がないと感じている。妻と子供との日常、繰り返される会社勤めの日々…。天地は、この世に実在するのは自分の意識だけなのではないかと思い始める。この世のすべてに意外性がなく、最近では、自分が思ったことがそのまま現実になるようになってしまった。雨が降るのでは、と思うと実際に雨が降るようにさえなり、ついには…!


「イヤなイヤなイヤな奴 前編」【12/13(水)】(初回放送 2023/6/11(日)後10:50~)

恒星間を移動するマンモスタンカー「レビアタン号」は任務を終え、船長ツキシマ(竹中直人)と5名の船員を乗せて地球へと帰還中だ。長い航行で船員たちのストレスも限界。血気盛んな機関主任ヒノ(荻原聖人)は、航宙士キヤマ(野間口徹)がポーカーでいかさまをしたと激高。通信士のキンダイチ(飯島寛騎)と機関助手ドイ(浅利陽介)がなだめようとするが、乱闘騒ぎになりかける。様子を見ていた整備士ミズモリ(増田貴久)は、賭け事は服務規程違反と知りつつ船長に告げ口する。さらに、続々と船員たちへの嫌がらせを行う。そしてある事件が…。


「イヤなイヤなイヤな奴 後編」【12/14(木)】(初回放送 2023/6/11(日)後11:05~)

何事にも不遜な態度をとり誰からも嫌われる「イヤな奴」ミズモリ(増田貴久)は、ある事件から怪我を負い、孤立し、宇宙船の機関室に立てこもっていた。彼の手には船員たちの生死を分かつ重要な制御弁が握られていた。緊迫した事態に、対立していたヒノ(荻原聖人)、キヤマ(野間口徹)、ドイ(浅利陽介)とキンダイチ(飯島寛騎)も一丸となって立ち向かう。飲み食いすることも寝ることもなくミズモリの立てこもりは5日に及んだ。そしてついに武器を持った船員たちが機関室に突入する!ミズモリの意外な素性とは?

「箱舟はいっぱい」【20236/4(日)後10:50~ 放送】
大山(永山絢斗)は隣人の細川(袴田吉彦)から破格の値段で新築の一軒家を譲ってもらえることになり舞い上がるが、妻(さとうほなみ)はいぶかしがる。突然、ノア機構を名乗る男(古田新太)がやってきて、ロケットが完成間近なので約束の金を支払ってくれと要求され、狐につままれたように。さらに友人から彗(すい)星衝突から人類を密かに救出する計画があると告げられ、大山の中である疑念が頭をもたげる。彗星衝突の噂は日本中に広まりついには箱舟に乗せろとデモも起こり…。

※「箱舟はいっぱい」の放送はありません。