第1回【7/7(日)】
東城大学医学部付属病院の病院長となった佐伯清剛(内野聖陽)は、心臓外科に特化した新病院の開業計画を進めていた。彼が次に狙うのは全日本医学会会長の座。心臓血管外科医の世良雅志(竹内涼真)は佐伯から、オーストラリアの学会に出席し、ゴールドコーストのハートセンターで働く天城雪彦という医師に渡すよう、一通の手紙を預かる。先輩医師の垣谷雄次(内村遥)と渡豪した世良は、ゴールドコーストのビーチで意識を失った少年を見つけ、応急処置をすることに。なかなか意識の戻らない少年に戸惑う垣谷の前に、謎の男が現れる。彼のアドバイスで少年は一命を取り留めたのだった。その後、学会に出席する世良たちだったが、天城には会えずじまい。やがて2人は、天城に会うべく競馬場へ向かうことに。するとそこにいたのは、6年前に東城大を去った渡海征司郎と瓜二つの謎の男。彼こそが医療界ではディアブル(=悪魔)と呼ばれ、人や金をももてあそぶ世界的天才外科医・天城雪彦(二宮和也)だった。