第1回【2023/2/9(木)後7:00~ 配信スタート】
いとこ同士で幼馴染の今西詩(吉谷彩子)と九条美園(石井杏奈)。「努力家で真面目だが人付き合いの下手な詩」と「わがままだが愛想がよく誰からも愛される美園」、2人は正反対の性格をしていながらも一緒に暮らしている。
詩は恋人である会社員の新谷貴人(和田雅成)との食事中に、詩が仕事を理由に旅行をキャンセルしたことで言い合いになってしまう。アルバイトをしながらライターを目指すことを諦めた方がいいのではないかと言われ、否定された気持ちになる詩。それと同時に、新谷に対し意固地になってしまう可愛げのない自分に嫌気が差すのだった。
家に帰り、美園に新谷とのことを相談する詩。対する美園の反応は「詩のことが羨ましいんだよ」と意外なものだった。自分にはない美園の考え方に感心する詩は、つい「美園みたいになれたら、もっと楽しい人生だったのかもな」とこぼすのだった。
アルバイト先の焼き鳥屋でも、詩は真面目すぎる性格ゆえに周囲から疎まれている。
そんなある日、同僚の伊崎紘(上杉柊平)から「1人で頑張りすぎている」と声をかけられるも、自分の役割を果たしているだけだと返す詩であった。
その後、ライターの仕事を得ようとするがうまく行かない詩は、再び新谷と時間を過ごす。詩は前回の埋め合わせにと、新谷の誕生日を祝う約束をする。「将来について真剣に考えよう」と詩に問いかける新谷だったが、その最中に原稿を断られた出版社から急な仕事の依頼が入り、話は中途半端に終わってしまう。
家に帰り、いつものように美園に新谷との出来事について話す詩。美園は新谷が将来について切り出したのは「プロポーズ」のつもりだったんじゃないか? と鈍感な詩に呆れる。新谷の誕生日祝いを特別なものにするために、親身になってアドバイスをしてくれる美園だった。
いよいよ誕生日当日。いつもより綺麗にめかしこんだ詩。しかし、約束の時間を過ぎ、いくら待っても新谷が現れることはなかった。1人の帰り道、新谷から詩に突然電話がかかってきて…。
※第1回は、ParaviのYouTubeでも配信中