第1回【2023/1/14(土)放送】
コロナ禍による花火大会中止で、痛手を被る「望月煙火店」の花火師親子の航(橋爪功)と星太郎(高橋一生)。航は個人のオーダー花火を幾度か提案していたが、星太郎は消極的だ。そんなある日、作業場で倒れた航が、「すまん」と言い残して死んでしまう。その冬、個人花火の手書きチラシを手にしたひかり(本田翼)が店を訪れる一方で、星太郎の前に死んだはずの航が現れる。
第2回【2023/1/21(土)放送】
星太郎(高橋一生)は‘困っていること’を全て引き受けると言うひかり(本田翼)に押し切られ、住み込みで働いてもらうことに。航(橋爪功)は「楽しそう」と笑うが、星太郎は彼女がかつて自分の上げた花火を鼻で笑ったことが引っ掛かっていた。そんな中、食事を作ったひかりが突然、不機嫌に。そんなひかりの一挙手一投足に、静かだった星太郎の日常はかき乱されていく。
第3回【2023/1/28(土)放送】
航(橋爪功)との会話をひかり(本田翼)に知られた星太郎(高橋一生)は、幽霊として現れた航には何か心残りがあるのかもと考える。そんな中、ひかりから花火を作りたいと言われた星太郎は、思いつきでは絶対に続かないと言葉を荒らげる。そこへ幼なじみの田中(小久保寿人)が来訪。ひかりとの仲を詮索されて、弟子だと紹介した星太郎は、花火作りを教えることになる。
第4回【2023/2/4(土)放送】
初の個人向け花火の依頼に落ち着かない星太郎(高橋一生)。客の片山(高井佳佑)は職場にパート勤務で入った神谷(牛尾茉由)に運命を感じ、花火の下で交際を申し込みたいという。思い込みの激しい片山の告白が成功するとは思えない星太郎だが、「片山の望む花火を打ち上げることが仕事」だとひかり(本田翼)に諭され、花火作りを開始。航(橋爪功)も見守る中、当日を迎える。
第5回【2023/2/11(土)放送】
ひかり(本田翼)の質問をきっかけに、星太郎(高橋一生)と航(橋爪功)は避けてきた‘家を出た母親’について話すことに。そんな中、訪ねてきた田中(小久保寿人)が、小学校時代の担任の定年退職を機にクラス会を開催すると告げる。星太郎は、会への参加も花火を打ち上げてほしいという頼みも拒否。押し問答の末、花火だけ受ける流れになるが、やっぱり断ると言い出す。
第6回【2023/2/18(土)放送】
航(橋爪功)の「先送りにしてはだめ」という言葉の影響もあり、星太郎(高橋一生)はクラス会に顔を出すことを決意。しかし当日、元カノがクラス会に出席していることを知って…。また、ひかり(本田翼)は星太郎の母親の写真を見たことで、航の秘められた一面を知ることに!?
第7回【2023/2/25(土)放送】
航(橋爪功)の日記で‘秘密’を知った星太郎(高橋一生)は、航を探し回るが、なぜか姿が見当たらない。ひかり(本田翼)は何があったのかと聞くが、星太郎は航に確かめるまで何も手に付かない様子。程なく航が現れると、星太郎は「ずっとだましていたのか」と問いかける。そんな中、作業場に男の子(塚尾桜雅)が現れた。その子にひかりが告げた言葉を聞いて星太郎はさらに混乱する。
第8回【2023/3/4(土)放送】
航(橋爪功)から、離婚した元妻・理代子(原田美枝子)の愛人だったと告げられた星太郎(高橋一生)は、湧き上がる怒りと話を聞きたい気持ちとがせめぎ合い、頭が痛い。それでも、ずっと聞けないでいた両親の離婚理由から聞くことにするが、浮気した理代子についての航の説明に納得できず、もやもやする。一方のひかり(本田翼)は、航が理代子と再会した喫茶店を訪れ…。
第9回【2023/3/11(土)放送】
航(橋爪功)と理代子(原田美枝子)の愛人関係に憤り、両親への復讐として、理代子の今の夫で陶芸家の古川に浮気を暴露しようと考えた星太郎(高橋一生)。だが、ひかり(本田翼)から古川の個展が明日までだと教えられ、尻込みする。ひかりに促され、渋々個展へ向かった星太郎は、中に入れずにいたところで約30年ぶりに理代子と再会。突然、抱き締められて動揺する。
最終回【2023/3/18(土)放送】
母の理代子(原田美枝子)と再会した星太郎(高橋一生)は、どこかはしゃいだ様子で花火作りに張り切る。航(橋爪功)はほほ笑ましく思うが、新たな注文は入らず、増えるのは花火玉ばかりだ。そんな中、星太郎はひかり(本田翼)が悩んでいると気付く。事故で入院した元恋人が会いたがっているらしい。星太郎は見舞いに行けばいいと口にするが、翌朝、ひかりは怒っていて…。