姉妹が繰り広げるドロ沼不倫劇。結婚1年目で専業主婦として幸せな生活を送る主人公・名取景子（吉谷彩子）は周囲の人々にも恵まれて幸せになるはずだった。しかし、幸せな景子を不幸のどん底に叩き落そうとする、妹・相原志保（浅川梨奈）の醜い計画が始まっていた。

キャラクター＆キャスト

・名取景子（吉谷彩子）
専業主婦。栄養士の資格を持っており、以前は大手メーカーで食品開発の仕事をしていたが、エリート銀行員の信一との結婚を機に退職。家事全般、特に料理が得意な良妻である。幼い頃から成績優秀、ひかえめな性格で、派手さはないが美人である。8歳下の妹・志保を幼い時からかわいがっており、大きくなってからはどんなことでも相談できる唯一無二の存在だと信じているが……。

・相原志保（浅川梨奈）
景子の妹。姉とは8歳離れているため、生まれた時からお姫様のように育てられた。家族のマスコット的存在で、何でも姉が面倒を見てくれたおかげで、一人では何もできない甘えっ子に育つ。大きくなると両親はその甘えをとがめるようになり、そして何かにつけて出来のいい姉と比べられてきた。そのうちに姉に対する強い劣等感を抱くようになると同時に、何もできないのは姉のせいだと考えるようになる。

・名取信一（瀬戸利樹）
景子の夫、大手銀行に勤めるエリート行員。幼なじみの由香からの紹介で景子と出会い、純粋でひかえめな性格の景子にひかれ、結婚する。真面目で優しい性格だが、流されやすく、景子の妹である志保に言い寄られ、関係を持ってしまう。

・新井由香（村瀬紗英）
景子の大学生時代の同級生で、信一とは幼なじみ。サバサバとしていて、思ったことをはっきりと言うことができる性格。景子とは何でも相談できる親友。出版社に勤めており、ファッション誌の担当をしていて、次期編集長と噂されているほど仕事一筋。

・相原紀子（山下容莉枝）
景子と志保の母親。優しく穏やかで家庭的な性格。専業主婦で料理上手。相原家で良いことがあった日に、いつもアップルパイを作ってくれる景子にとってあこがれの母親。景子と志保に対して平等に愛情を注いでいる。

・相原剛（神保悟志）
景子と志保の父親。曲がったことが嫌いで、言葉は少ないが愛情深い性格。真面目で堅実な景子に比べて、末っ子気質で自分に甘い志保に対しては、愛情がゆえに厳しく接してしまう。

スタッフ

・原作
さいマサ/エブリスタ 竹野筍・ましき/comico「どうか私より不幸でいて下さい」

・脚本
鹿目けい子

・演出
長尾くみこ
仙田普之

・プロデュース
藤井良記

・プロデューサー
伊藤裕史
木口洋介

・協力プロデューサー
石井満梨奈

・主題歌
紫今「ギンモクセイ」（ソニー・ミュージックレーベルズ）