村田椰融による同名漫画を堤真一主演で連続ドラマ化。10年前に愛する妻・貴恵を失い生きる意味を失った新島圭介(堤)とその娘・麻衣が、10歳の小学生の女の子に生まれ変わった貴恵と奇跡の再会をすることから始まるホームドラマ。圭介と麻衣は、10年ぶりに再会した貴恵に尻をたたかれ叱咤激励されながら、生きる喜びを徐々に取り戻していく。
圭介の最愛の妻・貴恵を演じるのは石田ゆり子。圭介と貴恵の一人娘・麻衣に蒔田彩珠、貴恵が生まれ変わった小学生の白石万理華に毎田暖乃、その母・千嘉に吉田羊が扮する。奇跡の再会を果たした新島家は、圭介の職場や麻衣の知人を巻き込みながら、「生きること」にあらためて向き合っていく。
【キャラクター&キャスト】
・新島圭介(堤真一)
10年前に妻を亡くし一人娘と2人暮らし。愛妻家で、妻亡き後の残りの人生は“余生”だと思って生きている。ある日、10歳の小学生の女の子に生まれ変わった妻が訪ねて来る。
・新島貴恵(石田ゆり子)
圭介の妻。10年前に他界。シェフとして人気洋食店に勤め、料理上手で、家族を心から愛し、手のかかる夫と娘の世話を焼く、家族にとって太陽のような存在だった。生まれ変わり、小学生の姿で圭介と麻衣の前に現れる。
・新島麻衣(蒔田彩珠)
圭介と貴恵の一人娘。もともと内向的な性格だったが、母が突然亡くなり、母から生きる術を学べないまま大人になってしまった。高校卒業後は就職したものの、現在は無職。恋愛にも消極的で、将来に夢や希望を持てないでいる。
・白石万理華(毎田暖乃)
10歳の小学生。貴恵の生まれ変わり。10歳の誕生日を前に自分が“新島貴恵”であると突然思い出し、住んでいた新島家を訪ねて圭介と麻衣に再会する。
・白石千嘉(吉田羊)
万理華の母。夫と別れ、パートをしながら女手一つで万理華を育てている。自身が母親に愛されなかったという思いから、娘にどう向き合えばいいか悩み続けている。万理華が自分に隠れて全く知らない家庭と会っていることを知り、その秘密を知ろうとする。
【スタッフ】
・原作
村田椰融「妻、小学生になる。」(芳文社「週刊漫画 TIMES」)
・脚本
大島里美
・主題歌
優河「灯火」(NICHION,INC. / FRIENDSHIP.)