原作・伊月慶悟、作画・佐藤マコトによる同名漫画を、プライムタイムの連続ドラマ初主演となる成田凌を迎えて映像化。恋人殺しの濡れ衣を着せられ、地位も名前も捨てて逃亡を続ける天才外科医・藤木圭介(成田)が、医師としてのプライド、超一流の技術、わずかな手術道具を頼りに、追っ手が迫る中、逃亡生活の中で出会う「彼にしか助けられない患者」たちに手を差し伸べていくサバイバル・ドクター・エンターテインメント。
逃亡中、藤木が身を隠す海洋観測船の観測士に森七菜、藤木の恋人と脳の再生に関する研究を行っていた研究者に安田顕が扮するほか、藤木に復讐しようと執ように追い続ける、藤木の恋人の兄役で松岡昌宏が出演する。
【キャラクター&キャスト】
・藤木圭介(成田凌)
帝都医大所属の脳外科医。古今東西の医療知識と、天才的なオペ技術、そして犯罪者でも目の前に患者がいれば治療する“医手一律”の精神を持つ。研究医で同僚でもある恋人の殺害容疑をかけられ、“鳴海健介”と名を偽り、恋人の死の真相を突き止めるため逃亡する。現在、全国指名手配中。医療知識以外の一般常識に乏しく、社会情勢にも疎い。趣味は昭和歌謡。
・沢井美香子(森七菜)
海洋観測船「第一海風丸」の新人海洋観測士。漁師だった亡き父の影響を受けて船の上の仕事を志望し、夢をかなえたばかり。乗組員として身を隠す藤木と出会う。
・長谷川輝彦(桐山照史)
帝都医科大学に勤める脳外科医。藤木の後輩。穏やかな物腰で患者から慕われている。妻が重い病気を患っている。
・烏丸京子(前田敦子)
バイオベンチャー企業「バイオネオ」の執行役員で若くして営業部門のトップを務める。藤木の恋人・妙子とは中学からの付き合いで大親友。藤木のことを助けたいと口にするが、その本心は謎。
・佐々木世志郎(安田顕)
バイオベンチャー企業「バイオネオ」のフェロー(研究者)。新薬開発の分野では世界的に有名な天才研究者で、医療・製薬業界のみならず政財界や警察にも太いパイプを持つ。自らの頭脳で医療を変え、世界を照らし、人々を導くことを目的に掲げている。
・八神拓郎(松岡昌宏)
藤木の恋人の兄。レンジャー部隊に所属していた元自衛官。幼くして両親を亡くしたため、妹を娘のように溺愛していた。藤木が妹を殺害したと知らされてからは復讐の鬼として、執ように藤木を追い続ける。
【スタッフ】
・原作
原作:伊月慶悟、作画:佐藤マコト「逃亡医F」(Jコミックテラス)
・脚本
福原充則
・主題歌
奥田民生「太陽が見ている」(ラーメンカレーミュージックレコード)