日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく物語。
キャラクター&キャスト
・猪爪 寅子(伊藤 沙莉)
大正3年(1914)五黄(ごおう)の寅年に生まれ、寅子(ともこ)と名付けられる。女学校の卒業を迎えた年、お見合い結婚を勧める母親を振り切って、女性に法律を教える日本で唯一の学校への入学を決意。そこで出会った仲間たちと切磋琢磨し、やがて日本初の女性弁護士となる。世間知らずで自信家の所もあるが、全てに全力を注ぐ。
・猪爪 はる(石田 ゆり子)
料理と整理整頓が得意で、猪爪家の家計も家事も完璧に管理するしっかり者。常に現実的で、寅子には早く結婚してほしいと思っている。夢を語る寅子に厳しいアドバイスをすることも。末っ子の直明(なおあき)にだけは甘い。
・猪爪 直言(岡部 たかし)
寅子の父。銀行に勤め、3人の子どもの父として猪爪家を支える。大抵のことは笑って許してくれる優しい父だが、妻のはるには頭が上がらない。法律を学びたい寅子の夢を応援する。
・佐田 優三(仲野 太賀)
猪爪家に下宿している書生。早くに両親を亡くし、弁護士だった父に憧れて大学に通うが、高等試験(現在の司法試験)にはなかなか合格できない。昼は銀行で働き、夜は大学で勉学に励む。
・米谷 花江(森田 望智)
寅子の女学校の同級生。女学生のうちに結婚することが夢で、寅子の兄・直道と婚約中。妻として必要なものを全て習得し、家庭で一番になりたいと願う。寅子の親友から、やがて家族となる。
スタッフ
・脚本
吉田恵里香
・演出
梛川善郎
安藤大佑
橋本万葉ほか
・制作統括
尾崎裕和
・プロデューサー
石澤かおる
舟橋哲男
徳田祥子
・主題歌
米津玄師「さよーならまたいつか!」