家庭教師のトラコ 日本テレビ系 毎週水曜 後10:00~11:00

橋本愛と「家政婦のミタ」コンビがタッグ! 謎の家庭教師が3人の母親と子どもを救う

「家政婦のミタ」を手掛けた脚本家・遊川和彦と大平太プロデューサーが、「同期のサクラ」「35歳の少女」(すべて同系)で2人と共に歩んできた橋本愛を主演に迎えて描く、謎の家庭教師が年齢も抱えている問題もバラバラの3人の母親と子どもを救う個別指導式ヒューマンドラマ。
橋本が演じるのは謎多き伝説の家庭教師・トラコこと根津寅子。トラコは生活レベルの違う三つの家庭に、それぞれ違うキャラクターで切り込み、生きていく上で大切な“正しいお金の使い方”を教える。トラコが対峙する母親役として、美村里江、板谷由夏、鈴木保奈美が出演。公私ともにトラコの世話を焼く、幼なじみでありパートナーの福田福多役を中村蒼が務める。

【キャラクター&キャスト】
・根津寅子(橋本愛)
3つの家族の生徒に合わせ、風貌を変えて登場する家庭教師トラコ。無駄なお金の使い方を嫌というほど見てきた彼女には、大いなる野望があった。そのためには街の権力者達の子息の家庭教師をし、コネを作り、お金を貯めていくトラコ。
いつも携えているキャリーバッグには大金が詰まっているという噂も? 授業の日は生徒の家に一泊し、週一で福多のマンションに戻ると、スウェットに着替えあらゆるジャンルの本を読み漁る。生徒には対等。だが、母親にはなぜか異常に厳しい。まるで娘が母親に反抗するように…

・福田福多(中村蒼)
トラコとは養護施設でともに育った幼なじみ。銀ブチメガネにビシッとスーツを着こなし、どこからみても「できる家庭教師」なので最初は必ず親に誤解される。ふらっと自分のマンションへ帰ってくるトラコのため、洗濯や食事といった身の回りの世話から、仕事のサポートをこなし、家では本ばかり読んで、ちゃんと返事をしないトラコに、一方的に話しているという日常生活。トラコに好意を抱いているのか? 自分の中でもわかっていない…。

・中村真希(美村里江)
明大卒で金融の業界新聞の記者をしている。娘の知恵(6)を、超有名私立小学校に合格させることに躍起になっている。元々心配性で何でもストックするクセがある。目先のことより、将来のことばかり心配している。新聞社の上司にもかみつく正義感の持ち主。自分が家庭を支えていると思っている。同じような建売のペンシルハウスの1つに暮らす中流家庭。共働きの夫婦に一人娘。

・下山智代(板谷由夏)
小さなことにこだわらず、大雑把な性格。小さな定食屋をひとりで切り盛りするため、日々の生活に追われている。息子(12)のことは何よりも大事なのに、超難関私立中学に進学したいというその本心に全く気づいていない。親が残した定食屋を捨て、自分の夢を取り戻す日が訪れるのか? 息子とふたり暮らし。

・上原里美(鈴木保奈美)
3%の超富裕層の仲間入りをしたのに居場所がない後妻ママ。ホステス時代に、妻子持ちの銀行家の愛人となり、守を出産。一人で育ててきた。まさかの大きな屋敷を構える上原家の正妻になれたが、居心地の悪さに辟易していて、守(18)には東大に合格して、家族を見返してと思っている。津軽出身で、キレるとなまりが出る。大手銀行の重役の夫と前妻との長男、長女、連れ子の息子の5人暮らし。

【スタッフ】
・脚本
遊川和彦「家政婦のミタ」(2011年)「過保護のカホコ」(2017年)「同期のサクラ」(2019年)「35歳の少女」(2020年)
・主題歌
森山直太朗 「茜」(ユニバーサル ミュージック)