朱野帰子の同名お仕事小説がドラマ化。
2歳の娘の育児と家事に奮闘する専業主婦・村上詩穂(多部未華子)がひょんなことから、働くママや育休中のエリート官僚パパなど、生き方も考え方も正反対な「対岸にいる人たち」と出会う。彼らとの交流を通して人生が少しずつ動いていく。
キャラクター&キャスト
・村上詩穂(多部未華子)
育児と家事に奮闘する専業主婦。詩穂は過去のある出来事から「家族のために“家事をすること”を仕事にしたい」と専業主婦になることを選んだ。働くママが主流となった昼間の街で中々自分と同じような主婦仲間を見つけられず、日々焦りを感じている。
・長野礼子(江口のりこ)
仕事と育児の両立に悩む働くママ。営業部でバリバリ働いていたが、育休明けのタイミングで総務部へ異動した。夫も忙しく夜遅くまで働いているため、育児はほぼワンオペ状態。「自分で選んだ道、仕事も家事も諦めたくない」という思いからなんとか踏ん張っているが、どちらも中途半端になっているのではないかと悩み、今の生活に限界を感じていて・・・。
・中谷達也(ディーン・フジオカ)
厚生労働省に勤務するエリート官僚で二年間の育休を取得したパパ。完璧主義でプライドが高く、仕事と同じように育児も完璧にできるはず! と徹底した育児計画を立てるが、思い通りには進まない育児と家事に困惑する日々を送っている。近所の公園で詩穂と出会い「パパ友」になろうとするが、価値観の違いからぶつかっていく。
・村上虎朗(一ノ瀬ワタル)
詩穂の夫。チェーン展開の居酒屋の店長として朝から晩まで、時に休日も返上して忙しく働く村上家の大黒柱。こわもてで大柄な体格ゆえ一見すると怖そうにも映るが、一人娘を溺愛し、大好きな家族に惜しみない愛情を注ぐ心優しい人物。
・岡田純也(緒形直人)
詩穂の父。仕事人間で家族のためという大義名分のもと、家事は専業主婦だった妻に任せきりだった。詩穂が中学生の時に妻を亡くして以来、詩穂が高校を卒業するまで父子2人きりで暮らしていたが、現在は絶縁状態にあり・・・。
・坂上知美(田中美佐子)
詩穂の専業主婦の先輩。明るくて優しく世話好きなベテラン専業主婦で、詩穂のよき理解者。詩穂の話し相手となり、日々の愚痴やたわいもない話ができる唯一の存在。しかし実は最近、人知れず一人でぼーっとしてしまうことが増えたようで・・・。
スタッフ
・原作
朱野帰子「対岸の家事」
・脚本
青塚美穂
大塚祐希
開真理
・演出
竹村謙太郎
坂上卓哉
・プロデューサー
阿部愛沙美
倉貫健二郎
・編成
吉藤芽衣