ドラマ10 「しあわせは食べて寝て待て」 NHK総合 2025年 4/1(火)スタート 毎週火曜 後10:00~

病で生活が一変した女性が、薬膳料理と団地の暮らしを通して心身を取り戻していく。

「一生付き合わなくてはならない」病気によって仕事やマンションでの暮らしなどを失った女性・麦巻さとこ(桜井ユキ)だったが、移り住むことになった団地で大家・美山鈴(加賀まりこ)と訳アリ料理番・羽白司(宮沢氷魚)によって「薬膳」と出会う。食事で体調を整える薬膳料理と、たおやかな団地や職場の人間関係を通して心身を取り戻していくさとこが、身近にあった自分次第のしあわせに気づいていく姿を描く。

キャラクター&キャスト

・麦巻さとこ(桜井ユキ)
一生つきあわなければならない膠原(こうげん)病という病気にかかり、会社を退職。週4日のパートでギリギリの生活を送ることに。日常生活は一応送れるものの、無理をすると体が悲鳴をあげる。マンションの更新をあきらめ、家賃5万円の団地暮らしを始める。

・美山鈴(加賀まりこ)
さとこの借りた部屋の大家で、お隣に住む。ずっとこの団地に暮らしてきた90歳。ちょっぴりおせっかいで、どちらかというと天真爛漫(てんしんらんまん)。息子という触れ込みだった司と出会い、おせっかいを焼いた縁で同居を始めてから、長年のある夢が叶い、人生を楽しんでいる。

・羽白司(宮沢氷魚)
鈴さんの同居人。あまり自身のことを語らず謎が多い。家賃代わりに家事をこなし、身の回りを気遣う。親切で、団地のお年寄りには何かと頼りにされ、いつもお返しの品に囲まれている。今仕事はしていない。旬の食材を取り入れた薬膳料理が得意だが、ゆるやかにその効能を楽しむ。人間関係にも深入りせず適度な距離を保とうとするのだが、さとことは、互いに影響を与えあうようになっていく。

スタッフ

・原作
水凪トリ「しあわせは食べて寝て待て」

・脚本
桑原亮子
ねじめ彩木

・演出
中野亮平
田中健二
内田貴史

・制作統括
小松昌代(NHK エンタープライズ)
渡邊悟(NHK)