ドラマ初出演にして初主演で女優デビューを飾る幸澤沙良。幸澤は、TBSドラマ主演女優の座をかけた「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日＿』season2」のオーディション番組で、応募総数約5500名の中から視聴者投票で見事1位に輝いた女優の原石。演じるのは、主人公の美月。高校2年生のごく普通の女子高生だ。目立つのは嫌で何かに熱くなるのはダサいと思っている。なるべく誰とでも平和にうまくやっていきたいという、「ことなかれ主義」で常に傍観者でいるという役どころだ。視聴者の皆さんによって選ばれたニューヒロインは、はたしてどんな演技を見せるのか。ぜひご期待いただきたい。
友情、恋愛、思春期の悩みや、家族の悩み、将来へのちょっとした不安…。高校生たちが書く「手紙」を通して、若者たちの等身大の姿を描いていく。今を生きるすべての若者たちへ捧ぐ“学園ヒューマンミステリー”をお楽しみに。

【キャラクター＆キャスト】
・桑鶴美月（幸澤沙良）
人に嫌われたり目立ったりすることが嫌いな「ことなかれ主義」の高校2年生。誰とでも平和に上手くやっていきたいと思うあまり、傍観者になりがち。1年生の時に同じクラスだった彩花のことは一番の親友だと思っているが、本音の部分は隠しながら接している。同じクラスの一ノ瀬に片思い中だが、ほとんど話したことはない。担任の立花によって始められた「手紙ゲーム」を通じて、様々な手紙の差出人を探すうちに、このゲームに隠されたある秘密を知ることに。

・成田育（櫻井海音）
美月のクラスの“王様“。イケメンで、明るくおしゃれなクラスのリーダー的存在。サッカーのユースチームに所属している。さらに家も金持ちで、誰も逆らえない完璧男子。男子からも女子からも好かれるリーダーである一方、唯一馬場に対してはつらく当たっている。そこには何か理由があるようで…。

・一ノ瀬理斗（藤原大祐）
美月が想いを寄せる相手。学年一の秀才で、クラスメイトからは「もっと偏差値の高い高校に行けるのになぜ？」と思われている。スマホを持たず、SNSは一切やっていない。クラスメイトとは最小限しかコミュニケーションを取らない謎めいた存在で、どこか達観した雰囲気を持っている。実はクラスメイトの誰にも見せない別の顔を持っていて…。

・御手洗健（駒木根葵汰）
美月の幼なじみ。バスケ部のキャプテンでイケメンなクラスの人気者。美月と同じマンションに住んでおり、美月とはなんでも言い合える仲。二人の関係は恋愛なのか？　友達なのか？　高校生らしい微妙な距離感でいる。実は誰にも言えない秘密を抱えていて…。

・馬場浩人（窪塚愛流）
クラスのいじめられっ子。4歳から将棋をはじめ、天才と謳われ中33年生の時に史上6人目の中学生棋士としてデビュー。中学生棋士として散々メディアに取り上げられたが、プロになった途端スランプに陥った。成田とは幼なじみだが、ある時を境にいじめられるようになる。

・佐伯彩花（大嵩愛花）
趣味はメイクとおしゃれで、恋愛体質で女子力も高い。美月とは大の仲良しだが、お互いに明かしていない本音がある。成田のことが好き。

・柊ひかり（馬越友梨）
クラスの王様・成田のことが大好きで、崇拝している。 SNS依存症で、誰よりも周囲の目を気にする性格。

・難波桃子（大平くるみ）
正義を重んじる真面目なクラスの優等生。健と付き合っていたが、別れてしまった。今でも健に未練がある。

・諸 祐太郎（三浦獠太）
明るくお調子者でクラスを盛り上げるムードメーカー。成田グループに属している。クラスメイトのハナと共にSNSでカップル動画を配信している。

・氏田誠二（野村康太）
成田の側近で成田グループのナンバー2的な存在。常に成田と行動を共にし、つるんでいるが、本音は隠している。

・野木静香（那須ほほみ）
クラス一の美少女。かなりの恋愛体質で、彼氏が途切れたことがない。他のクラスに仲の良い友達がいて、2年D組では特定のグループに属さず、フラットに付き合っている。

渡辺ハナ（内海誠子）
美月のクラスのムードメーカー。諸祐太郎と付き合っていて、SNSで動画を配信している。

松尾明人（白間太陽）
バスケ部で、健の親友。おバカなやんちゃ者で、誰とでも平等に接するため、皆から好かれている。あだ名は「マット」。

扇田 岳（今井竜太郎）
美月のクラスメイト。成田グループに属している。明るくてピュアな反面、流されやすい一面も。

小畑きみ（薄幸）〈納言〉
保健室の先生。生徒たちの悩みを笑いで吹き飛ばす、アネゴ肌。一見口は悪いが、生徒たちからの信頼は厚く、人気者。

桑鶴雅巳（金子昇）
美月の父。優しくてイケメンで、愛妻家。愛猫の善治郎を溺愛している。

桑鶴夏樹（島田珠代）
美月の母。明るく快活な関西人で、雅巳のことが大好き。美月ととても仲が良く、友達のような関係性。「手紙ゲーム」に悩む美月にズケズケとアドバイスしつつ、温かく見守る。

・立花純太（柄本時生）
2年D組の担任で国語教師。物語の鍵を握る最重要人物。「手紙ゲーム」の発案者。差出人不明の数々の手紙によってクラスに不和が生じていくが、積極的に解決しようとはしない。果たしてその目的とは――？

【スタッフ】
・企画、原案
秋元康
・脚本
藤平久子、濱田真和、灯あつき
・演出
加藤亜季子、宮崎萌加、熊坂出、宮本秀光
・主題歌
ヘッドフォンの中の世界「それでも春夏秋冬」（ユニバーサル ミュージック）