茜田千の人気漫画を原作に、初共演となる山下美月と鈴木仁のダブル主演でおくるヒューマンラブストーリー。
ある地方都市に“新婚夫婦”として引っ越してきた、秘密を抱えた男女2人の人間模様を描く。
山下が演じるのは、幼い頃から留守がちな両親に代わって家事などをこなしてきた、しっかり者の保育士・広瀬晃。一方、鈴木は、少々頼りないが心優しい晃の3歳年上の兄・桂一を演じる。兄妹を取り巻く家族や友人役で、伊藤あさひ、加藤小夏、高月彩良、姜暢雄、小沢真珠が共演。
さまざまな人々と交流しながら、兄妹である2人が求め惹かれ合っていく物語を通して、“普通”とは何かを問い掛ける。
【キャラクター&キャスト】
・広瀬晃(山下美月)
子どもが好きで、保育士として働く。幼い頃から、留守がちな両親に代わり家事などをこなしてきたしっかり者。兄の桂一が好きで、いつも一緒にいた。いつか兄以外に好きな人ができると思っていたが…。
・広瀬桂一(鈴木仁)
絵本の出版社で働いている。しっかりしている妹の晃とは正反対で、頼りない性格だが、人一倍優しい心を持つ。
・牧嶋剛(伊藤あさひ)
桂一の友人で、珠希の幼なじみ。女性からモテるが、高校時代に同性愛をカミングアウトした。しかし、周囲は本気にしていない。
・森珠希(加藤小夏)
晃の親友。母親が若い男性と蒸発して以来、父親と2人暮らしをしている。中学卒業後は、晃と同じ高校へ進学した。剛に対する思いが心の中に芽生える。
・岡田敦子(高月彩良)
桂一の同級生で、同じ大学の演劇サークルに所属している。桂一と仲がよく、晃を不安にさせる存在。
・森恭一(姜暢雄)
珠希の父。珠希のことを大切に思う、よき理解者。
・広瀬奈緒美(小沢真珠)
晃と桂一の母。アパレルメーカーに勤務。その業務に得を感じないと切り捨てる、はっきりした性格。晃と桂一が幼い頃から家を空けることが多く、育児はほとんどしてこなかった。
【スタッフ】
・原作
茜田千「さらば、佳き日」(it COMICS/KADOKAWA)
・脚本
川﨑いづみ
・監督
柴山健次、祖山聡、坂梨有剋
・オープニング主題歌
珀「糠星の備忘録」(avex trax)※アルバム「まだ誰一人と知らない話を」収録曲
・エンディング主題歌
泡く、脆く。「昨日の僕より君を唄う」(FAVES)