アラサー男性と風俗嬢の運命の恋とその後を描いた、鳥飼茜による同名漫画を渡辺大知の主演で連続ドラマ化。モテない自分にコンプレックスを抱きながら、人並みの幸せを求める美術講師・佐藤民生（渡辺）が、風俗店で出会った女性と恋人同士のような関係になるも、その恋が民生に容赦なく現実を突きつけていく恋愛のままならなさを描く。
民生が運命の恋に落ちる風俗嬢・せりかに工藤遥、民生が“ある出来事”がきっかけで失意のどん底にいた時に出会う激安ヘルスに勤務する風俗嬢・なっちゃんに小野花梨が扮する。脚本は開真理が手掛け、監督は映画「猿楽町で会いましょう」（2021年）で長編映画監督デビューを飾った児山隆らが務める。

【キャラクター＆キャスト】
・佐藤民生（渡辺大知）
私立高校の美術の非常勤講師。通称・サトミン。美大生時代に付き合った彼女と別れて以降、独り身が続いている。婚活では非正規職であることを理由に相手にされず、そんな非モテの自分を認識しつつ、募る寂しさに気付かないフリをする毎日を送っていたが、講師の契約期限も迫っており、そろそろ限界を迎えつつあった。とある日、気分転換に行った風俗で出会ったせりかに、お金や肩書など関係ない“運命の出会い”を感じる。

・せりか（工藤遥）
風俗店「さくら組」に勤める風俗嬢。左目の下に黒子があるのが特徴。風俗の仕事の始めて、最初のお客さんが民生だった。個室に入ってきた民生を見た瞬間、いきなり爆笑してしまう。

・なっちゃん（小野花梨）
激安ヘルスに勤務する風俗嬢。せりかと同じ左目の下に黒子あり。自分の今までの人生は“不幸”だったと感じている。ぼんやりした性格であまり頭は良くなく、人の気持ちに敏感で自己肯定感が低い。

【スタッフ】
・原作
鳥飼茜「ロマンス暴風域」（扶桑社）
・監督
児山隆（「猿楽町で会いましょう」）　水波圭太（「荒ぶる季節の乙女どもよ。」）
・脚本
開真理（「シジュウカラ」）
・オープニング主題歌
和ぬか 「ラブの逃走」（ユニバーサルシグマ）
・エンディング主題歌
パスピエ 「４×４」（NEHAN RECORDS / UNIVERSAL MUSIC ARTISTS）