「だましゑ歌麿」シリーズから始まった水谷豊主演×吉川一義監督が送る、笑いとサスペンス、感動ありの人気痛快エンターテインメント時代劇の第7弾。
水谷演じる隠居殿・日向半兵衛、岸部一徳演じるお節介用人・勝谷彦之助、檀れい演じるおてんば旗本息女・松田奈津たち武士の日常を笑いで描きながら、武家社会に潜む人間模様をサスペンスフルに描くシリーズ。
今回は晴れておしどり夫婦となった半兵衛と奈津が同居生活を開始。そして大殿の世話ができない勝谷が隠居生活を送る!?
そんな中、江戸では火事が頻発し、半兵衛のもとに奇妙な相談が持ち込まれる。何でも、火事の災害のウラで暗躍する巨悪がいるそうで…。そんな巨悪に対して半兵衛が、牙をむく!
江戸を脅かす火事に隠された秘密とは? 半兵衛たちの前に正体を現した巨悪とは?
キャラクター&キャスト
・日向半兵衛(水谷豊)
かつての徳川家の直参旗本・大番士。病で妻を亡くして以来、やもめ暮らし。用人の勝谷から跡継ぎの心配をされていたが、新太郎を息子に迎えたことで跡継ぎ問題は解決。勝谷から旗本の息女・奈津を薦められるが、「欲は捨てた」と断り続けていたものの、ついに奈津と夫婦となる。今回から奈津と同居生活も始め、仲睦まじく暮らしている。
・勝谷彦之助(岸部一徳)
幼少時から半兵衛に付き従う用人。半兵衛の身の回りのことはもとより、日向家の家政を一手に取り仕切っている。主人の意向を先読みする機転と冷静さを持つ一方、自身の利得を天秤にかけるちゃっかりした一面も。半兵衛とは主従を超えた絆で結ばれており、信頼し合っていればこその毒舌を交えたやり取りも見せる。現在は半兵衛の息子・新太郎の用人だが、なんだかんだと半兵衛の世話も。
・松田奈津(檀れい)
旗本の息女。離縁経験があり、自らを「お転婆」と評す行動派。勝谷が半兵衛の後妻にと見合いを仕組んだことをきっかけに意気投合、昵懇(じっこん)の仲となり、晴れて思いを寄せる半兵衛と夫婦となる。江戸を騒がす事件に半兵衛らが立ち向かう際には、“潜入捜査”を買って出ることも。
・藤兵衛(田山涼成)
・お咲(中山忍)
・久庵(佐藤B作)
・松田清四郎(橋爪淳)
・松田郁(市毛良枝)
・木村文蔵(山中崇史)
・日向新太郎(田中偉登)
・おふみ(松風理咲)
・長谷川平蔵(榎木孝明)
・花枝(大友花恋)
・幸之助(前田吟)
・秋川平九郎(河相我聞)
・あけみ(小川菜摘)
・仙吉(山口良一)
・おせき(橋本マナミ)
・茂蔵(金田明夫)
・松平定信(杉本哲太)
スタッフ
・原作
海老沢泰久「無用庵隠居修行」(文春文庫)
・脚本
土橋章宏
・監督
吉川一義